レイ・ドムドム聖徒(40歳、フィリピン・セブ万民教会)

▲ 神様の恵みによってとうてい抜け出せそうもなかった麻薬の泥沼から解放されたレイ・ドムドム聖徒(右から二人目)と妻(左から二人目)、三人の子どもたち


私は19歳の時から麻薬をしてタバコを吸って酒を飲んでいました。幻覚状態になると、いつの間にか疲れがなくなっていたからです。そうするうちに家内に出会って結婚しましたが、幸せはつかの間でした。

二人の娘と息子一人を持って仲良く暮らしているようでしたが、私は酒と麻薬を買わなければならなかったので、家内に月給全部を生活費としてあげませんでした。だから家内とけんかをよくしました。家内は私が酒と麻薬を断ち切れなかったことを全然知らなかったのです。

こんな中、家内は2011年11月からセブ万民教会に通い始めました。私も2012年1月16日、家族と一緒に教会に足を運ぶようになりました。けれど悪い習慣は相変わらずで、これがなければ自分の人生がとても退屈になりそうでした。2014年にはほとんど6か月間、礼拝もささげなかったのです。

状況はますます悪くなっていき、麻薬を服用しなければ体がとても疲れました。2014年12月頃には、使っていた麻薬が買えなくて他のものを買って飲みましたが、頭が震えて口から泡が出てき始めました。急いで病院に行きましたが、お医者さんも私の症状が理解できませんでした。

家内はこんな私の姿にうろたえ、切羽詰った家族は堂会長イ・ジェロク牧師先生が祈って神の力の込められたハンカチ(使徒19:11-12)で祈りを受けようと教会に行きました。担任のソン・スク牧師先生のハンカチの祈りを受けた後、私の心はとても安らかになりました。それ以後、私は麻薬と酒などの悪い習慣を一度に断ち切れる力をいただきました。ハレルヤ!

このように驚くべき神の力あるわざを体験して、家庭は仲睦まじくなって、信仰生活も一生懸命しています。罪と悪の泥沼から私を引き上げて助けてくださった牧者の神様に、すべての感謝と栄光をお帰しします