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ニュース > 証し
| 万民ニュース   第 72 号 | HIT 10625 | DATE 2009-04-26
 
アルコールの泥沼から引き上げてくださった神様



北村進聖徒は、本人の意思では抜け出せなかったアルコール依存症の泥沼から、主を救い主として受け入れた後、偶像を捨てて信仰で祈りを受け、新しい人に生まれ変わった。

舞鶴万民教会 北村 進 (64才)

神様に出会う機会は、2007年5月でした。妻が舞鶴民教会の山田執事の家で、担任のキム・マルコ牧師先生に初めて会いました。私の家も訪問して祈ってもらいました。

6月にソウルの本教会から働き人が来て、舞鶴万民教会の内装工事が始まりました。マルコ先生から工事に協力してほしいと頼まれました。私が長年、土木関係の自営業をしていたからです。妻と相談して、喜んで手伝わせてもらうことにしました。仕入れからゴミ処理まで奉仕しました。

しかし、私は酒が大好きで、いつも酒を飲んで仕事をしていました。2006年頃から特にひどくなり、酒なしでは落ち着かず、体がもたなかったのです。いわゆるアルコ-ル依存症になっていたのです。内装工事は無事にできたものの、あまりの酒びたりの生活にマルコ先生が繰り返し家庭を訪問して、ハンカチの祈りをしてくださいました。家から離れている資林置場まで足を運び、聖書のみことばで勧めて祈ってくださいました。日曜日や家庭礼拝も楽しかったです。また、教会の兄弟姉妹が家を訪問して交わる時も、喜びがあふれました。

妻と私は、生まれて初めてイエス様と神様のみことばを教わり、教会も行くようになりました。妻は信仰を持つようになり、私をなんとかしたいと思い、毎日早天祈祷会に参加して祈り始めました。

私は酒を飲んで、資林置場でゴミを燃やす火の上に転倒して大けがをして火傷したり、ある時は転んで胸の骨を折ったりなど、普通の人なら一回起きることも難しいことが、何度も私に起きていました。その度にマルコ先生が来て、ハンカチの祈りとみことばで励ましたり、時には厳しく戒めたりしてくださいました。けれど、とても酒がやめられませんでした。
妻にも「どうしてそれだけ飲むの」とよく言われましたが、「わしは飲んどらん。誰かがわしに飲ますんや」と、どなりちらしていました。私だってこんなふうになりたいからなったわけではない、と心から叫んでいました。

今から思うと、私は悪霊にとりつかれていたのです。体のことを考えたら酒をやめなければならないのに、翌日になるとまた飲んでしまいました。翌朝起きると、どうして飲んだのか記憶もありませんでした。一日中、食事より酒で生活していました。

私は偶像を拝む家で育ち、母は霊媒師だったのです。妻もマルコ先生に出会うまでは、お寺など偶像崇拝に熱心でした。しかし、教会に来てまことの神様に出会ったのです。そして、今まで仕えてきた偶像が私たちのために何一つ良いことをしてくれなかったことにやっと気づきました。むしろ、偶像に仕えるから、あらゆる災いと病気が絶えないことがわかりました。それで、私と妻は、牧師先生の言葉に従ってすべての偶像を片づけようと決心しました。姉の猛反対がありましたが、「仏がわしに何をしてくれたのか」と言い返して、イエス・キリストだけに仕えようと決めました。
それで、マルコ先生を通して家の仏壇を燃やして片づけました。そして家には聖書と十字架を置きました。その翌日は空にきれいな丸い虹が現れました。そして2007年11月18日、妻は教会で洗礼も受けました。

しかし、私はなかなか酒から離れられなくて、苦しい日々を送っていました。ついに災いがやって来ました。2008年1月22日、車から降りる時に転んで、右腕を骨折して入院しました。当時は深刻に考えませんでした。前にもこのようなことがあって、すぐ直って退院したから、今回も早く治るだろうと思いました。しかし、手術そのものができない状態が続きました。手術をするためには骨をきれいに消毒しないといけませんが、骨に細菌がいてできないということでした。長い入院生活の中でも、私は隠れて酒を飲んでいました。結局、それが看護師にわかって、退院処置になりました。酒のために病院からも追い出されてしまったのです。
その後、さらに体が衰弱していくので、酒を飲まないと約束して再入院させてもらいました。しかし体調は回復せず、4か月が経ちました。マルコ先生が「このままではいけない。本教会の堂会長先生に祈ってもらいましょう」と言われました。
2008年5月末に、妻は私の写真を持って、堂会長先生の祈りを受けにソウルの万民中央教会へ行きました。堂会長先生は愛をもって2回にかけて祈ってくださいました。その後、マルコ先生もソウルに行く度に、私のために祈りを受けてくださったのです。

私は長い入院生活がつらかったので、なぜ祈ってもらっても治らないのかと疑いました。しかし、そこには神様の摂理がありました。マルコ先生は、私が長い入院生活をさせられていることにも神様の御心がありますと言われました。実は、長い入院生活の間に、自分の体の中に染み込んでいたアルコールの毒が抜けていったのでした。神様は私の意志では酒をやめることができないから、強制的に病院生活をして体の毒が抜ける時間を与えてくださったのです。マルコ先生は病院をよく訪問して、いつもハンカチの祈りをしてくださいました。

私は少しずつ体が良くなっていくのを感じました。うれしかったです。右腕の骨折や体の弱っていたのがいやされ、7月に退院することができました。神様は入院生活の間に酒をやめるようにしてくださいました。酒びたりの生活から解放してくださったのです。退院してからは、酒が飲みたいという気持ちが自分の中からなくなったのです。感謝でした。私はもちろんのこと、家族にも平安が臨み、日曜日ごとに教会に行けるようになりました。

2009年祝福の年に、私は喜びをもって礼拝に参加しています。前は、座っていても、途中でトイレに行ったり居眠りしたりだったのですが、今はメッセ-ジもしっかり聞けるようになり、聖霊充満祈祷会にも参加できるようになりました。

神様は、アルコ-ル依存症の私を憐れんで、いやしてくださったのです。堂会長先生の祈りはもちろんのこと、キム・マルコ牧師先生、妻、舞鶴万民教会の兄弟姉妹の祈りによって、私は今の私になることができました。感謝でいっぱいです。ハレルヤ!


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