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| 万民ニュース 第 171 号
| HIT
4152
| DATE
2017-01-22
信仰成長のために回復すべき三つ
赤ちゃんが成長しておとなになるように、主にあっても子どもの信仰から小さい者、若い者、父の信仰に成長して、キリストの満ち満ちた身たけにまで達しなければならない(第一ヨハネ2:12-14,エペソ4:13)。ところが、もし自分の信仰が停滞しているなら、そこには必ず理由がある。主にあって信仰成長のために必要な三つの項目を調べて、聖霊の力によってすみやかに変えられ、最も美しい天国、新しいエルサレムの主人公になられるように。
POINT 1. 初めの愛を回復しなければならない
自分の信仰が停滞している場合、真っ先にチェックすべきことは主への初めの愛だ。<黙示録2:3-5>に「初めの愛」がどこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行いをしなさい、とある。
ある人は「毎日90%以上主のために生きているから」自分は神を第一に愛していると思う。しかし、初めの愛で熱い信仰生活をしていた時は100%、全部が主への心だった。教会に行くということだけでときめいて幸せだったし、聖殿に集まり、家庭、職場など、どこで何をしようとも、主に出会った喜びで満たされていた。
初めの愛を失えば、教会でも世のことが思い出され、蜂蜜のように甘かった説教も退屈に感じられ始める。そうするうちに「このくらいなら」と思いながら世に属するものに接するようになって「勉強のため、働くためには仕方ない」と信仰生活を怠けるようになる。
本当に主を愛して初めの愛の恵みが熱ければ、勉強をするにも、仕事をするにも、何をするにも、聖霊に満たされて幸せな心でうまくいく。「主に自分の心を100%ささげる」ということは、何をしても心の中にいつも主がおられるということだ。
POINT 2. 信仰の基本を回復しなければならない
中学を卒業して高校生になったとしても、数学の基礎がないなら、中学の数学からもう一度勉強して基礎を作ってこそ、高校の進度について行ける。これと同じように、信仰生活においても基本から回復する必要性がある。
信仰の基本としては礼拝と祈りが挙げられる。信仰生活をいくら長くしたとしても、みことばを聞いて従うことによって自分の中にどれほど美しい実を結んでいるのか、顧みなければならない。
まことの信仰は父なる神と一対一の関係である。自分の目に「良く見えるから、そうしなければならないようだから」などの理由で何かを追い求めていったり、神の働きを忠実にしているからといって、礼拝と祈りをおろそかにするようなことがあってはならない。
したがって、礼拝が回復してこそ信仰が正しく立てられる。もし居眠りして雑念にふけりながら礼拝をささげるなら、みことばが耳に入らず罪から立ち返る力も与えられない。信仰の基本に忠実でない理由の一つが「私は神様の働きをしている」と思うからだ。
神の働きと神のみこころは違う。神の働きをいくらたくさんしても、自分の中に霊的に満たされるものが微弱なら、相変わらず心はうつろだ。忠実に奉仕しても、祈らないで心に割礼をしないならば、これは神のみこころではない。つかの間、肉的に満足することで終わるからだ。
本当に神の働きのために忠実であったなら、はたして自分の中にどれほど神の望んでおられることを実践していったのか、祈りと礼拝生活をどれほど完全に積んでいったのか、チェックしなければならないだろう。
もう一つ重要なことがまさに家庭の回復である。家庭の信仰が正しく立てられてこそ、その構成員の信仰も正しく立てられる。教会生活と家庭生活が一致してこそ正しい信仰生活ができる。家庭が信仰によって回復し、礼拝と祈りが回復した時にはじめて信仰の基礎を積んでいけるのだ。
POINT 3. 神のかたちを回復しなければならない
もともと人は神のかたちとして造られた(創世記1:26-27)。しかし、最初の人アダムの不従順によって罪が入ってくると、肉に属するものに接して世を好きになるように、敵である悪魔・サタンがしてきた。本当は罪の本質は汚れているのに、罪と世について良い感じとして入力するように仕向けたのである。
しかし、主にあって霊とまことによって礼拝をささげれば、説教を通して神の心が感じられ、そのみこころを悟って罪が嫌いになり、みことばどおり生きたくなる恵みが臨む。祈りも無理にするのではなく、御霊によって祈りをささげるようになれば、罪を悟って捨てようとする恵みが臨む。このように信仰の味を知っていけば、心のうちにおられる助け主聖霊が慰めと喜びを下さるので、さらに満されて幸せな信仰生活ができる。
このようにしていく信仰生活の目的は、まさに聖められて神のかたちを回復することだ。父なる神が愛する子どもに望んでおられるのは、信仰が成長し続けて、罪によって失った神のかたちを回復し、聖なる主の心に似せられていくことである。
したがって、最高の水準であるキリストの身たけに至るまで、立ち止らず精進しなければならない。小さいこと一つでもみことばに照らして発見し、完全になるために毎日変わらず努力していくと、聖霊の力で聖められ、全家を通じて忠実な者となって、最も美しく栄えある天国、新しいエルサレムに入ることができる。
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