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ニュース > フォーカス
| 万民ニュース   第 89 号 | HIT 9214 | DATE 2010-04-11
 
Drチョンのコラム『絶対に冗談ではありません』あなたがたを捨てて孤児にはしません



静かな林の静寂が鋭い鳥の叫びで破られました。親鳥が子鳥たちのいる巣の上を怒っているように飛びながら上げた、ひと声のためでした。そこを通っていた狩人が目をやると、巣があるその木と同じ色の蛇が巣に向かって這い上っていました。蛇は慎重に徐々に上っているのに、鋭いひと声を上げたその親鳥はどこかに飛んで行ってしまいました。
蛇が巣のある枝のほうに近づいた頃、親鳥は木の葉をクチバシにくわえて来て、自分の子どもたちの上にかぶせて、近くにある他の枝にとまって見守っていました。
旺盛な食欲を感じた蛇はとぐろを巻いて頭を持ち上げては、舌なめずりしました。間違いなくその幼い子鳥たちが全部食べられてしまいそうでしたが、全く予想しなかったことが起こりました。巣にいる子鳥を食べようとしていた蛇は、子鳥たちの上にかぶせられたその木の葉を見て突然、動きを止め、ゆっくりからだを回し、木の下にすべるように降りて行ってしまったのです。
不思議に思った狩人は焚き火の回りに集まっているアフリカ人に聞きました。彼らの説明によると、親鳥がくわえて来て、子鳥の上にかぶせたその木の葉は、蛇にとって毒になるものなので、蛇が目の前にいる弱々しい子鳥も食べられずに、逃げてしまったとのことでした。
まことに不思議なことだと思えます。弱肉強食の世界と思われている動物の世界にも、細やかな神の御手がすみずみにうるわしく働いておられることが感じられます。一羽の名もないアフリカのジャングルで生きている鳥にも、このように愛の御手を差し伸べて、知恵を分けてくださった神様が、どうしてご自分のかたちに造られた私たち人間をおろそかにされるでしょうか?

ある日、どしゃ降りの雨が降って、家の前にあった木が倒れて、道を防いでしまいました。これを見た少年は汗をダラダラ流しながらそれを片づけようとしましたが、無駄骨でした。これを見ていたお父さんが少年に近づいてきて、「その木を片づけるために、できることは全部したの?」と聞きます。少年はお父さんを見上げながら残念そうに、できることは全部したのに、木はびくともしないと答えます。するとお父さんはにっこり笑ってこう言いました。「君、まだしなかったことが一つある。このパパに助けてと言わなかったんじゃない?」
そうです。名のない鳥一羽までも愛の御目で見守って、生きる道を開いて守られる神様は、私たち人間を捨てて孤児にはしないと言われました。あらゆるサタンの策略と誘惑に屈せず、打ち勝てる道を備えてくださいました。蛇のちろちろする舌から名のない鳥を守るために、蛇に勝てる木の葉を与えられたように、敵である悪魔の力に打ち勝てる大いなる名を与えてくださいました。十字架につけられたイエス・キリストの大いなる御名の前にひざまずかないものは、全宇宙に何もありません。私たちを捨てて孤児にはしないで、私たちの導き手である聖霊を賜物として遣わされたし、「わたし(イエス・キリスト)を信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。」と言われ、イエス・キリストの御名によって求めることは、何でも、それをしましょうと言われました。
私たちは捨てられて孤児にされた者ではありません。全知全能のその方が私たちの父になられ、私たちを助けることを待ち望んでおられるのです。


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