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| 万民ニュース 第 82 号
| HIT
9150
| DATE
2009-12-27
[PEOPLE] 「今年の冬はもっとおいしそうね」
畑の大根と白菜が越冬用キムチになって、施し家庭に配られるまで、女性宣教会の聖徒たちの3日間を追う
「愛の心を込めて作ったから、おいしいでしょう。」越冬用キムチを持って笑うソ・ハクスン、コ・ヨンヒ勧士とキム・ジョンニン執事(左から)
23日、月曜日の深夜1時20分
白菜をどっさり載せた5トントラック一台が本教会に入ってきた。裏庭に止まると、体格の良い男性10人余りが待っていたかのように白菜を下ろし始めた。カラク市場から運んできたばかりのカンウォン道産の高原白菜である。3000株といっても、中がぎっしり詰まっていて、5000株以上の重さになりそうだ。「ご苦労様でした。」イ・ジョンニム勧士がレビ奉仕隊員たちにねぎらいの声をかけた。「今年の越冬用キムチはもっとおいしそうです。」同行したイ・スクフィ、キム・オクフィ勧士が堂会長イ・ジェロク牧師に祈りを受けたとおり、質の良い白菜が安く仕入れられたと喜んだ。
1. できあがった越冬用キムチを手に持ってポーズする女性宣教会の働き人たち
2. 24日、白菜の下ごしらえをしている
午前10時~午後5時
この日の午前10時頃、いち早く教会に到着した4、5連合会の会員たちは大根、ネギ、カラシ菜などをきれいに洗って切り、白菜の中に入れる材料を用意した。庭の別の所には、施設管理局の職員たちが特別に製作した、巨大な白菜塩漬け用たらいが置いてある。その中に数人の会員が長靴を履いて入り、白菜一枚一枚に塩を振る。明日になるとしんなりして、ちょうど良い白菜になるだろう。
「白菜を裏返しにするには、大きいたらいに入らなければなりません。塩水が腰の下まで来るので、たらいにつかまって動かなければなりません。うっかり滑ったりします。それでも楽しいです。」イ・スクフィ勧士は笑って言う。午後5時頃になると、あちこちで働いていた会員たちがいつの間にかいなくなった。明日の大仕事に控えるためだ。
3. 21日、白菜の中に詰める大根を畑から直接抜いた
4. 23日、レビ奉仕隊員たちがトラックから白菜を下している
24日、火曜日午前6時半~午後7時
早朝。暗い中、会員50人余りがしんなりした白菜の塩を洗い落とすために集まった。「この時間に白菜を洗いに来られましたか?」
「はい、今洗っておくから、水気を切った後でみんなで材料を入れられるでしょう。」ファン・ソンヒ執事が言う。
昼食を終えて、午後1時からは本格的な仕込みが始まった。腕まくりをして、切っておいた新鮮な野菜に塩辛と唐辛子を入れて混ぜ合わせる。真っ赤なゴム手袋にエプロン、衛生キャップとマスクで武装した会員たちは、水気を切った白菜をテーブルの上に手早く運んだ。葉と葉の間に混ぜておいた材料を一握りずつはさんで、ていねいに塗る。さすがプロだ。その手早いこと。
「なんで天気までこんなにばっちりなの。」今年初めて越冬用キムチ作りに参加した1連合会イム・チュンミ執事は、神様がこの行事を喜んで良い天気にしてくださったと感心した。イム執事は「越冬用キムチを漬けるのは初めてですが、暮らし向きが厳しい方々に送るので、幸せな心で最善を尽くして漬けています」と明るく笑う。
プラス13度、冬にしては暖かい。奉仕者たちはいつの間にか額に汗をにじませている。午後7時頃、白菜3000株が女性宣教会の会員たちの愛と混じり合って、おいしい越冬用キムチに変身した。
5. 大型の白菜塩漬け用たらいの上に上がって、塩を振っている
6. 大根を手早く千切りにしている女性宣教会の会員たち
24日午後4時~25日
その日からすぐにキムチの配達に出かけた。一番おいしい時に手渡すためだ。会員たちは受け取る方々が暖かい冬を過ごすようにと願った。
7. 15キロずつ段ボール箱に詰めている
12年間、キムチに込めてきた愛 - イ・ジョンニム勧士
72才にもかかわらず、材料の仕入からすべての過程に、早朝、昼、夜とこまめに動くイ・ジョンニム勧士。3時間も寝られない時もあるが、疲れを感じない。もう12年目だ。「神様に一度出会って、いのちを尽くして献身している人たちのように、私もそんなふうに生きたいんです。堂会長先生も神の国のためにすべてをささげて、助けを必要としている方に施しをされてしていますが、少しでも力になりたかったんです。」
今年も神様は一番大事な白菜の仕入がうまくいくように導いてくださった、とイ勧士は言う。
「白菜の仕入を『千ウォン野菜』を経営しているバン・ヘンソク執事にお願いしました。執事さんは入札仲買人を通して、1株4.5キロくらいある、カンウォン道産の良い高原白菜を安く入札されました。それを聞いた私たちは、みんな大喜びしましたよ。」イ勧士は、自分のことより神様の働きを優先にして聞き従っていくと、毎日、平安と喜びが増して、からだも健康だと告白する。
73, Yeouidaebang-ro 22-gil, Dongjak-gu, Seoul, Korea
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