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| 万民ニュース 第 74 号
| HIT
9417
| DATE
2009-06-28
人生の大逆転を夢見るなら…『十字架のことば』を読んでください
ヤン・ドンノク長老(ドンジャク警察署 情報保安課 警衛)
ドンジャク警察署の情報保安課に勤めているハン・ドンノク長老(2大大18教区)。彼は厳しい警察官というより、親切な隣の家のおじさんのようだ。
ふだんから人に仕えることが好きで、廃品回収のおばあさんを見れば、ただやり過ごせなくて、リヤカーを目的地まで押して、手にお小遣まで握らせてから帰ってくる。
朝早く出勤して掃除や机の整理をしてから、他人が嫌う仕事を進んでする彼は、さすがクリスチャンと評判が良い。彼の唯一の趣味は「聖書の学び」である。前は酒、タバコ、囲碁、将棋、ギャンブルにはまっていた彼が、今はポケット聖書を持ち歩いて、読んでは祈る面白さにはまっている。
「前は『神様は愛だから天国だけ造られたらいいのに、なぜ地獄を造られたんだろうか?』『なぜアダムが善悪の知識の木の実から取って食べないように止められなかったのだろうか?」など、わからないことがたくさんありました。
このような疑問と地獄に対する恐れを持ったまま30年間以上教会に通っていた彼に、神の愛を伝えたのは『十字架のことば』という本だった。1996年、彼が万民中央教会に来て読んだ堂会長イ・ジェロク牧師の『十字架のことば』が、まるでそのために出版されたかのように、彼の長年の疑問を詳しく解き明かしてくれた。
「ひとり子イエス様を十字架に渡してくださった救いの摂理、すべての人が天国へ行くように願うが、地獄を置かれるしかなかった神様の心…特に善悪の知識の木を置かれた理由…涙、悲しみ、苦しみを体験してはじめて天国の幸せが本当にわかるという『相対性』を悟って、『まさにこれだ!』と膝を打ちました。何とも言えない喜びが湧いてきました。」
彼はこれまで自分がどれほど愚かな者だったかを悟った。執事でありながら、いまだに酒、タバコをしていることがとても恥ずかしかった。それで、酒、タバコだけでなく、ギャンブルをみなやめて、信じたばかりの時の心で信仰生活をやり直した。
神様にもっと深く会うために、電車、バスなどで時間があるとは聖書を読み、祈りを休まなかった。堂会長イ・ジェロク牧師の著書を読んでみことばを糧として、新たに生じる疑問は紙に書いておいて人に聞いた。
妻は、ギャンブルを楽しんでいた彼が早く帰宅して、静かに信仰書を読み、各種の礼拝に参加するのが不思議だった。そして、せっかちな性格はどこかに消えて、細やかで物柔らかな性格に変ったのでは本当に神様の恵みだと証しする。夫婦仲がいつも良くて、互いに励ましあって教会の使命を果たしているので、子どもたちは「友だちがうちの家をすごく羨ましがってる」と喜ぶ。
今はただ新しいエルサレムへ行く希望しかないという彼は「いまだに捨てられない義と枠があるのをよく知っています。でも『私にとって、毎日が死の連続です。』という使徒パウロの告白(第一コリント15:31)を座右の銘として、神様にふさわしくないものはほんのわずかも残さず、自分に死んでいきます」と大胆に告白する。
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