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メッセージ >
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Title
いやしのみわざは、今でも起こりますか?
Speaker
堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
Date
聖書を読むと、イエスさまがなされたいやしのみわざに驚かされます。いろんな病気を初め、耳の聞こえない人、目の見えない人、歩けない人まで、神さまの力でただちにいやされました。今日でも、このようないやしのみわざを体験できるのでしょうか?
マタイ福音書4章23節を見ると、「イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。」とあって、神さまは「病気」と「わずらい」を区別しておられます。
ここで「わずらい」とは、風邪や疲労のような軽い病気ではなく、話せない、聞こえない、見えない、歩けない、小児マヒなど身体のある器官の機能がマヒしたり退化したりして、正常な活動が不可能な身体異常の状態を言い、人間の能力や方法では治る可能性のない場合を意味します。たいていは親や本人の不注意や事故などから生じますが、神さまの栄光が現わされるためのものもあります(ヨハネ9:1-3)。
1. すべての病気やわずらいをいやされる神さまの御力
創造主の神さまを信じ、罪を悔い改めてイエス・キリストを受け入れると、神さまが賜物として聖霊を与えてくださいますが、この聖霊が火のように臨むと、病気を引き起こす病原菌を焼き尽くします。それで、多くの人々がイエス・キリストを信じて聖霊の火を受けていやされるというみわざを体験します。重い病気は、神さまが下さる御力を受けた人を通して、本人の信仰どおりにいやされます。
マタイ福音書10章1節には、「イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいを直すためであった。」とあり、ヨハネ福音書14章12節には、「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもとに行くからです。」とあります。
愛そのものであられる神さまは、イエスさまだけでなく、イエスさまの弟子たち、またまことの信仰を持っている人たちを通して、人々が創造主なる神さまの御力を体験し、イエス・キリストを受け入れて救われることを望んでおられるのです。
ですから、イエスさまの時代はもちろん、今日でも、神さまの御力を受けた人々によって、さまざまな病気や悪霊につかれた者、医学的に治療不可能な不治の病気や難病、目の見えない人や耳の聞こえない人がいやされて、神さまに栄光をささげています。
神さまは、本教会だけでなく、私が導くさまざまな集会でも、このような驚くべき神さまの御力を現わしてくださって、多くの人々がいやしのみわざを体験して救われるようにと祝福しておられます。
直接手を置いて祈る按手の時にもいやされますが、大勢の人にひとりひとり按手することは不可能ですから、私が講壇から全体に祈ってもいやしのみわざが現わされ、「電話のいやしの祈り」や、私が手を置いて祈ったハンカチ、写真、ムアンの甘い水などによっても、驚くべきみわざが現わされることを体験しています。
今日、紫外線治療が開発されて活用されているように、いやされた人たちの証しを聞くと、赤い光が見えた時にいやされたという人も、青い光が見えた時にいやされたという人もいます。神さまの御力は、赤い光、青い光以外にも、白い光、金色の光によっていやしのみわざを現わしますが、それぞれいやしの領域が違うことがわかります。
いろいろな病気は「赤い光」の聖霊の火でいやされますが、悪霊につかれた人、サタンの働きを受けている者などの暗闇の力によるものや、自閉症、全身の病気に関する場合は、神さまの御力に属する「青い光」でなければいやされません。目の見えない人の目が開かれ、耳の聞こえない人がいやされ、話のできない人が話せるようになるなどのすべての「わずらい」は、神さまの御力に属する「白い光」によらなければいやされないのです。
マラキ書4章2節に「しかし、わたしの名を恐れるあなたがたには、義の太陽が上り、その翼には、癒しがある。あなたがたは外に出て、牛舍の子牛のようにはね回る。」と書かれていますが、だれでも生きておられる神さまを信じて恐れ敬うなら、旧約時代だけでなく、イエスさまがおられた当時も、今日も、神さまの御力の光によって、いろいろな病気は言うまでもなく、すべてのわずらいもいやされるのです。
2. 聖書のいやしの例と方法
(1) 耳が聞こえず、口もきけない人をいやされた神さまの御力
マルコ福音書7章31~37節を見ると、イエスさまが、耳が聞こえず、口のきけない人をいやされる場面が出てきます。イエスさまはその人の両耳に指を差し入れ、それからつばきをしてその人の舌にさわりました。イエスさまはことばを発するだけでいやすことができる方なのに、なぜこのようになさったのでしょうか?
耳の聞こえない人は声が聞こえませんから、イエスさまは、その人の耳に指を差し入れて感触をつかまえさせ、それによって、彼がいやされる信仰を持てるように助けたのです。またイエスさまがつばきをしたということは、彼が悪霊のしわざで話せなくなったことを表わしており、悪霊たちを追い出すためにつばきをなさったのです。
ですから私たちは、イエス・キリストを受け入れてすべての罪を悔い改め、神さまの目にきよい心になって霊の信仰を持つようになった時にいやされるという事実をはっきりと知るべきです。
(2) 目の見えない人をいやされた神さまの御力
マルコ福音書8章22~25節を見ると、イエスさまが目の見えない人をいやされた場面が出てきます。しかしこの場合、一回の按手では完治せず、二回目の按手の後、はっきりと見えるようになりました。なぜでしょうか?
イエスさまの力では一度で完全にいやすことがおできになりますが、目の見えない人の信仰が弱かったので、もう一度按手して、信仰が持てるように助けてくださったのです。このように、霊の信仰はいやしを受けるためにはとても重要なのです。ですから私たちは、病気の人が一回でいやされなければ、信仰が持てるように二回、三回祈って、その人がいやされるように助けてあげなければならないのです。
(3) 座ったままの人を歩かせてくださった神さまの御力
使徒の働きを見ると、ペテロが歩けない人に「ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って彼の右手を取って立たせると、その人はたちまち、足とくるぶしが強くなり、おどり上がってまっすぐに立ち、歩きだし、はねたりしながら、神を賛美しました(使徒の働き3:6-10)。
使徒パウロも、神さまの御力によって、生まれつき歩けない人が飛び上がって歩き出せるようにしました。それを見た群衆は驚いて、声を張り上げて、「神々が人間の姿をとって、私たちのところにお下りになったのだ。」と言いました(使徒の働き14:8-12)。
今日でも、イエスさまの弟子たちのように、みことばと祈りによって完全に聖められて霊的な愛が臨んでいる人々には、神さまの御力が現わされます。つまり、このような御力が臨んだ人を信頼して、信仰を持ってその人に祈ってもらうと、医学的にはいやされることのないわずらいでも、ただちにいやされるのが事実なのです。
ヨハネの福音書16章23節を見ると、イエスさまは、「その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねません。まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの名によってそれをあなたがたにお与えになります。」と約束しておられます。ですから、皆さまが神さまの力を信じて、イエス・キリストの御名によって切に求める者になり、すべての問題が解決されて、心ゆくまで神さまに栄光をささげられますように願います。
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