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講解メッセージ
Title
黙示録講解(73)
Speaker
堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
黙 17:1-10
Date
2008-08-22
黙示録17:1-10
また、七つの鉢を持つ七人の御使いのひとりが来て、私に話して、こう言った。「ここに来なさい。大水の上にすわっている大淫婦へのさばきを見せましょう。地の王たちは、この女と不品行を行ない、地に住む人々も、この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです。」それから、御使いは、御霊に感じた私を荒野に連れて行った。すると私は、ひとりの女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神をけがす名で満ちており、七つの頭と十本の角を持っていた。この女は紫と緋の衣を着ていて、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった金の杯を手に持っていた。その額には、意味の秘められた名が書かれていた。すなわち、「すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、大バビロン。」という名であった。そして、私はこの女が、聖徒たちの血とイエスの証人たちの血に酔っているのを見た。私はこの女を見たとき、非常に驚いた。すると、御使いは私にこう言った。「なぜ驚くのですか。私は、あなたに、この女の秘義と、この女を乗せた、七つの頭と十本の角とを持つ獣の秘義とを話してあげましょう。あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。そして彼は、ついには滅びます。地上に住む者たちで、世の初めからいのちの書に名を書きしるされていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現われるのを見て驚きます。ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。
愛する聖徒の皆さん、<黙示録17章>では、七年患難の間、この地上の権勢を握っていた勢力の正体が明らかにされています。<1節>には「大水の上にすわっている大淫婦」が出て来ます。「大淫婦」とは、悪い霊どもの首領である、ルシファーのことだと言いました。
ところで、ルシファーは七年患難の間、この地上に反キリストの勢力を打ち出して、闇を支配していきます。したがって、反キリスト勢力の主軸だった連合政府の指導者も、大淫婦と言えます。また、悪い霊どもの首領であるルシファーに従って動くすべて闇の勢力も、大淫婦と言えるのです。
このような大淫婦が「大水の上にすわっている」とあります。「水」はもともと霊的にみことばを意味しますが、ここでは反キリストの勢力が支配していく「この闇の世」を意味します。反キリストの勢力は連合政府を通して世を統制して支配し、その上に君臨してきました。闇のこの世の上に座っているのです。大淫婦はこのように世の上に座って、この地上の闇を支配していきます。人々が思いと行ないであらゆる罪を犯すように操っていくのです。
このような悪い霊どもと反キリストの勢力に同調して罪を犯していく人について、<2節>に「この女と不品行を行ない」とあります。ここで「不品行」とは、必ずしも肉的な意味だけではなく、もっと広く霊的な不品行を意味します。「霊的な不品行」とは、主を信じていると言いながら、相変わらず世と友になって世を追い求めていくことを言います。
本文では「不品行」をもう少し具体的に説明しています。欲と私心があって自分の利益だけを追って、富と名誉と権勢だけを求めること、神と主を信じないことはもちろん、「信じている」と言いながらまことの信仰を持たないこと、神のみこころに逆らって行ない、反キリストの勢力に同調するすべてのことなどを指して「不品行」と言うのです。
「地に住む人々も、この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです。」とあるのも、似た意味です。「地に住む人々」とは、まさに世に属している人々です。彼らがこの「不品行のぶどう酒に酔った」とは、世と闇とあらゆる罪と悪に染まって生きたという意味です。
<3節>からは、大淫婦が操る「獣」について出て来ます。ルシファーに操られる反キリストの勢力は、彼らの前面に連合政府を立たせます。この連合政府が、すなわち、獣だと言いましたが、連合政府が世界を統制する手段であるコンピュータも、獣だと言いました。反キリストの勢力がこの獣を操ることを指して「女が獣に乗っている」と表現するのです。
その獣は神をけがす名で満ちております。獣である連合政府を構成する指導者たち、獣に同調して協力する人々、獣に操られている人々などの名です。獣に同調して神に立ち向かう人々は、神の名をけがしているのです。
ところで、このような獣、すなわち、連合政府を構成する核になる勢力があります。それがまさに、七つの頭と十本の角です。連合政府の中でも、中心的な役割をする国とそうでない国があります。彼らは互いの利益のために協力して連合政府を構成して維持していきます。
<4節>に「この女は紫と緋の衣を着ていて、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった金の杯を手に持っていた。」とあります。この前、「紫の衣」とは、王のような権勢者の服で、高い地位と務めを表すと言いました。「緋の衣」は、罪と悪の中であらゆる肉の知恵で固まっていることを意味すると言いました。
ところで、この「紫と緋の衣」には、もう一つの霊的な意味があります。この女が持っている闇の権勢を意味します。ところで、この女がこのように闇の権勢が振るえたのは、神の人々の血を流した結果です。数え切れない神の人々の血を流すことで、自分の闇の権勢をもっと振るってきたのです。
だからといって、決して、大淫婦が神様より権威があって神の人々を殺した、という意味ではありません。このすべては、公義に従って神様が許されたからできるのです。神の人々が血を流して死んだのも、神様のみこころと摂理を果たすために、公義に従ってなされたことです。もし神様が許されないなら、ルシファーと悪の霊どもは、決して神の人に触れることさえできないのです。
それでも神様が、神の人々をルシファーと悪い霊どもに任して血を流すようにされたのは、理由があります。その血によってもっと多くの魂が救われて、神の国が広がるからです。また、血を流した神の人々にも、将来比べられない栄光と祝福が与えられるのです。
敵である悪魔・サタンは、神の人々を殺して、すぐは自分たちがより大きい権勢が振るえると思います。しかし、結果的にはかえって神の国がもっと盛んになるのです。したがって、神の人が何の理由もなく迫害されて苦しめられることは、結局、祝福であることを悟らなければなりません。
大淫婦も、神の人々を迫害して殺し、まるで権勢ある者のように紫と緋の衣を着ましたが、彼女には永遠の滅びだけが待っています。一方、反キリストの勢力に立ち向かって殉教の血を流して死んだ人々は、それが惨めな死で終わるのではありません。それによって救われて、栄光の座に入ることができるのです。
大淫婦が「金と宝石と真珠とで身を飾り」とありますが、これは富と名誉と権勢があるという意味だと言いました。また、「憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった金の杯を手に持っていた。」とあります。金の杯も、権勢と富を表します。ところが、その中には憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになっているのです。反キリストの勢力は、表から見ると権勢と富を握っているようですが、その中にはあらゆる憎むべき、汚い罪と悪でいっぱいになっている、という意味です。
ところで、富と権勢に目がくらんだ人々はその中を見ることができません。目の前の利益のために、結局、反キリストの勢力に同調して、彼らと憎むべき汚い罪と悪に陥ります。これは昔も今も同じです。表ではもっともらしく包んでおいたけれど、実際、その中には闇が満ちている場合があります。
<第一テモテ4:1-2>に「しかし、御霊が明らかに言われるように、後の時代になると、ある人たちは惑わす霊と悪霊の教えとに心を奪われ、信仰から離れるようになります。それは、うそつきどもの偽善によるものです。彼らは良心が麻痺しており、」とあります。
終わりの時になるほど、このように真理を変えて惑わす勢力がだんだん増えていきます。したがって、いつも真理で見分けられるように、みことばで武装していかなければなりません。また、祈って目を覚ましていなければなりません。
次は<5節>に「その額には、意味の秘められた名が書かれていた。すなわち、『すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、大バビロン。』という名であった。」とあります。反キリストの正体は時になるまで隠されています。表では、自分たちも神を拝んで主を信じているように言います。そうするうちに、決定的な時になったら、自分たちの正体を表します。けれども、目がくらんだ人々は、相変わらず反キリストの勢力が自分を救ってくれるだろうと思います。
しかし、終わりの日になると、すべてが明るみに出ます。反キリストと連合して彼らと同調したことが、結局、神に立ち向かったことだった、と明らかになります。その時までは秘めておけましたが、時になると、反キリストと彼を操る闇の勢力の正体が、ありのままに明らかにされます。
「大バビロン」とありましたが、バビロンは霊的に「世」を意味して、神に立ち向かって高ぶった真理に逆らうすべてのものを言います。バビロンは、神に立ち向かう勢力を表す表現です。ところで「大バビロン」とあるので、この大淫婦が神に立ち向かう勢力の最もかしらであることを表しています。「すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、」とあるように、ルシファーと反キリストの勢力は、この地上のすべての汚くて醜い悪の母のようです。ルシファーと反キリストの勢力によって、この地上のあらゆる罪と悪が行なわれたからです。
聖徒の皆さん、黙示録を読み続けると、獣、偶像、女、大淫婦、大バビロンなど、似ていながらも、少しずつ違う単語が出てきます。私がその単語を、時には二つの意味で説明する時があります。これは霊的な意味と肉的な意味があるからです。
たとえば、この地上の闇のわざを支配するかしらはルシファーです。けれども、実質的には竜とそれに操られている悪い霊どもが闇のわざを行なっていきます。ところが、特に七年患難の間には反キリストの勢力がその手先になります。また、七年患難の間、反キリストとは、特定のある人物よりは、神に立ち向かう勢力をまとめて言っているのです。この反キリストの勢力の核心は、連合政府です。ですから、連合政府の指導者は、結局反キリストの勢力の指導者になります。また、連合政府に使われる非常に優れた性能のコンピュータも、連合政府、すなわち、反キリストの勢力を支える柱の役割をします。これに反キリストの勢力の精神的な結集のために、特定の宗教勢力が中心役割をすると言いました。その宗教勢力も反キリストと一つであり、その宗教勢力の指導者も反キリスト勢力のかしらになります。
このように、ルシファーを最もかしらにして、その下につながって動く多くの存在があります。このような理由で、何かの単語が出たら、それを必ず一つだけで説明できない場合があります。実際にかしらは一つですが、時によっていろいろな形と勢力を表す場合があるからです。
したがって、皆さんは単語一つ一つの意味も大切ですが、それと同時に全体的な流れを理解なさればよろしいでしょう。悪い霊の世界がどのように構成されていて、七年患難の間、どんな勢力によって神に立ち向かうのかがわかるなら、黙示録の全体的な流れが把握できます。大淫婦がルシファーであっても、連合政府のかしらであっても、または、宗教集団のかしらであっても...。たとえ表で見える姿は違うとしても、結局彼らが追い求める目標は同じだからです。その目標とは、何としてでも神に立ち向かって神の国をけがし、神の人々を迫害して殺し、人々を死の道へ向かうように惑わすことです。
<6節>に「そして、私はこの女が、聖徒たちの血とイエスの証人たちの血に酔っているのを見た。私はこの女を見たとき、非常に驚いた。」とあります。「血に酔っている」とは、この女がそれほどたくさんの聖徒とイエスの証人たちの血を流した、という意味です。彼らを殺して神の国を破壊して、聖徒が信仰から離れるようにするためです。
ですが、先にお話したように、結果はかえって反対です。聖徒たちとイエスの証人たちを迫害して殺すほど、福音はもっと広く伝えられていきます。
ところで、本文にある「聖徒」の意味をよく見分けなければなりません。教会だけ行き来するからといって、皆が聖徒と呼ばれるのではありません。神のみことばを守って、真理の道を追って生きようとする人が聖徒です。
敵である悪魔・サタンは、まさにこのような聖徒を迫害します。いくら教会には通っても、聖徒でない「教会信者」に過ぎない人は、敵である悪魔・サタンがあえて迫害する必要がありません。放っておけば、どうせ自分の餌食になるからです。一方、敵である悪魔・サタンは、みことばどおり守って、真理の中に生きようとする聖徒を迫害します。何としてでも信仰から離れさせようとするのです。
また、イエスの証人たちを迫害します。イエスの証人とは、簡単に言うと「伝道する人」です。神の恵みに感謝して、死にかけている魂を憐れみ、熱心にイエス・キリストを伝える人々です。このようにイエス・キリストを伝えると、いろいろと迫害されて嘲られることもあります。
このように、聖徒だから、イエスの証人だから、迫害されるとき、必ず思い出すべきみことばがあります。<マタイ5:11-12>の「わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。」というみことばです。
聖徒として信仰生活を熱心にしていき、伝道も熱心にすると、迫害が伴うのです。時には善の知恵が足りなくて迫害を自ら招く場合もありますが、皆さんが聖徒として、イエスの証人として受けるすべての迫害と苦しみに、感謝されますように。
ところで、七年患難の時はこの迫害が想像を超えます。携挙されずにこの地上に残った人々のうち、主を信じる人々はこの迫害に勝ち抜かなければなりません。この時は、選択でなく、救いのためにどうしても必要です。必ずこの迫害に信仰で勝ち抜いてこそ救われるのです。しかし、迫害があまりにもひどいので、それに耐え抜く人が多くはありません。それでも最後まで耐え忍んで殉教する人々がいます。大淫婦はまさにこのような殉教者たちが流した血に酔うのです。
それなら、使徒ヨハネはなぜその女を見たとき、驚いたのでしょうか? それも非常に驚いたのでしょうか? 信じる人々への反キリストの迫害があまりにもひどくて、想像できないほどなので、使徒ヨハネはこれを見て、非常に驚いたのです。
<7節>に「すると、御使いは私にこう言った。『なぜ驚くのですか。私は、あなたに、この女の秘義と、この女を乗せた、七つの頭と十本の角とを持つ獣の秘義とを話してあげましょう。』」とあります。御使いが今、使徒ヨハネになぜ終わりの時にこのような事が起こるしかないのか、明らかに教えてあげようとします。
アダムが罪を犯してから、七年患難の最後までに含まれた神様の公義と愛を悟るなら、これらのすべては決して驚くことではありません。皆さんも神の公義と愛を悟るなら、霊の世界の法則が見えるようになります。すると、その霊の世界の法則に従って現れる現象に驚きません。皆さんが霊の世界の法則をよく知っているなら、ある事に対する結果までも予測できます。
霊の世界の法則とは、この地上にも法と秩序があるように、見えない霊の世界に存在する法則です。この霊の世界の法則は、公義に従って正確に適用されます。ところが、時には公義を超える愛によって、例外があるように見える時もあります。ですが、これもまた、神の愛と公義にあって起きることです。
したがって、皆さんの心に愛がもっと深く臨むほど、このように公義を超える愛で働く霊の世界の法則についても悟ることができます。七年患難の間に起きるすべてのことも、神様の公義と愛で照らしてみると、すべてが説明できます。最後まで機会を与えられる神の愛、その機会まで捨てて滅びを自ら招く人々、彼らに与えられる公義の厳かなさばき...。このすべてを理解して悟れます。
<8節>からは、獣の正体に対してもう少し具体的な説明が出て来ます。<8-10節>に「あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。そして彼は、ついには滅びます。地上に住む者たちで、世の初めからいのちの書に名を書きしるされていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現われるのを見て驚きます。ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。」とあります。
ここで「獣」とは、ルシファーを中心とする悪い霊の勢力と、彼らに操られる反キリストの勢力をまとめて言います。彼らは「昔いたが、今はいません。」とあります。彼らは人間耕作が始まってから七年患難の最後の瞬間まで、この世の闇の権勢を振るっていました。ところが、神様が許された期限になると、彼らの権勢を失うようになります。この地上で闇の権勢を振るっていた反キリストの勢力が消えるからです。七年患難の終わりに、ついに連合政府が崩れる危機を迎え、七年患難が終わると同時に、この地上から消えてしまうのです。この地上に再臨される主が、悪い霊どもをみな、底知れぬ所に閉じ込められるのです。これを「獣は、昔いたが、今はいません。」と表現しているのです。
ところで、このように底知れぬ所に閉じ込められた悪い霊どもが、千年王国が終わる時点にもう一度解き放されて、この地上の人々を惑わすようになります。これについては、これから詳しく説明しますが、この時、千年王国の時代を過ごしてきた人々のほとんどが惑わされて、滅びの道を行きます。
このように獣は七年患難が終わる瞬間まで、最後の必死のあがきをするだけでなく、千年王国が終わる頃に、もう一度全世界を惑わして滅びに引いて行くのです。これについては次の時間に説明します。
結論
愛する聖徒の皆さん、霊の世界は本当にあります。目に見えるこの地上で起こるすべての背景には、霊の世界があります。たとえば、人が何か罪を犯すとき、それを行なうのは人ですが、その後ろには必ず悪い霊がいます。竜、サタン、悪魔、悪霊など、悪い霊どもに操られて、この地上の闇のわざが行なわれます。
したがって、皆さんが悪い霊どもについて明らかに知って、彼らの策略を見分けなければなりません。終わりが近づくほど、だんだん悪い霊どもは大手を振って歩くようになります。自分たちの時がさほど残っていないことを知って、何としてでもひとりでも多くの魂を惑わして、滅びに引いて行こうとするのです。
ですから、神の子どもたちも、時が近づくほどもっと目を覚ましていなければなりません。もっと万全の準備をしなければならないのです。
それで、<エペソ6:13-18>に「ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。」とあるのです。
皆さんをこのみことばに一度照らしてみられますように。皆さんはどれほど神のすべての武具をとっているのでしょうか? 主が命じられるどんな霊の戦いにも喜んで出て戦い、勝利を得る光の戦士になられますよう、主の御名で祝福して祈ります。
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