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金曜徹夜礼拝 メッセージ > 金曜徹夜礼拝
金曜徹夜礼拝
Title
   2018年祈祷課題① - 空間の運営-再創造の力  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   ヨハネ14:12
Date
   2017-12-29


<本文>

<ヨハネ14:12>
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。」


<序論>

愛する聖徒の皆さん、GCN放送の視聴者の皆さん、きょうは2018年の一番目の祈祷課題である「空間の運営」についてお伝えします。サブタイトルは「再創造の力」です。再創造の力で空間を運営するみわざはこれまですでに行われてきました。ところが、改めて新年祈祷課題として下さった理由は2018年の空間運営がこれまでのどの年より高い水準でなされるからです。このメッセージをよく聞いて理解して、こと細かく祈ってくださいますように。また、聖徒の皆さん自身が再創造の力の恩恵を思う存分受けますように。



<本文>

愛する聖徒の皆さん、この時間、まず「空間の運営」とは何なのかをお伝えします。「運営」とは「組織や機構などを動かし、うまく機能するようにすること。」という意味です。「事業を運営する」「財産を運営する」「施設を運営する」などと使われます。
それでは、再創造の力で運営する空間とはどんな空間を指しているのでしょうか。それは、肉の空間である第一の天と、霊の空間である第二、第三、第四の天まで、すべての天を網羅する空間です。すべての天を再創造の力で調節したり動かしたりすること、これがまさに空間の運営です。
空間を運営するという意味を理解するために、一つたとえを挙げてみましょう。皆さんが住んでいる家を思い浮かべてみてください。もし室内の空気が濁っていて、換気しようとするなら、どうすればよいでしょうか。窓を開けて風が通るようにすればいいでしょう。扇風機をつけたら、換気がさらに早くできます。室内が寒すぎるなら、暖房器具を使って暖かくすればよいです。反対に室内が暑すぎるなら、エアコンをつけて涼しい風が出るようにすればよいでしょう。家具の配置を変えることもできるし、ある施設が故障すれば、直すこともできます。
このように皆さんも家という空間を運営できます。皆さんが思ったとおりに変えようとすれば変えられるし、改善しようとすれば改善できるのです。国で決めた建築法の限度内で、いくらでも構造や外形を変えることもできます。ただし、その家が完全に皆さんの所有であるとき、家という空間を思う存分運営できるのです。一方、賃貸住宅なら、運営できる権限が少なくなります。家の主人ではないからです。このように空間に対する所有権の有無によって、空間を運営できる権限が違ってくるのです。
再創造の力で空間を完全に運営するためにも、すべての空間に対する所有権がなければなりません。その所有権に当たるのがまさに「再創造の力」なのです。再創造の力を100%完成すれば、第四の空間まで運営できます。また、第四の天を運営できるなら、それより次元が低い第三、第二、第一の天は自動的に運営できるでしょう。つまり、すべての空間を心に抱くとおりに運営できるのです。神様が次元の違う空間を造られたとき、高次元は低次元を含み、高次元が低次元を支配して従えることができるという原則を立てられたからです。
このような<空間と次元>については、2008年の末から2009年の初めにわたって七回メッセージを伝えたことがあります。もっと知りたい方はそのメッセージを参考にしてください。この時間は、空間の運営を理解するために、まず第四の天、すなわち、四次元の空間について簡略にお伝えします。
第四の天は三位一体の神のための空間です。初めに神が初めの声を帯びた光のかたちとしておられた時、すなわち、一つの天だけあった時と次元が同じです。この第四の天、すなわち、四次元の空間を運営すれば、次のようなみわざが施せます。
第一、創造のみわざです。「光があれ」と仰せられると光があり、六日間、創造主の神がことばで命じられることがそのとおりにこの第一の天の空間でなされました。これがまさに創造主の神が初めの光と声として空間を運営された代表的な事例です。
第四の天、すなわち四次元の空間を運営すれば、第二、いのちをつかさどれます。言い換えれば、死んだものを生き返らせるし、生きているものを死なせることもできるのです。イエス様が死んだラザロをよみがえらせたことや、実のないいちじくの木を呪われるとすぐに枯れたことがこれに当たります。第四の天の空間を運営すれば、このようにいのちをつかさどれる権威も伴います。
第四の天、すなわち、四次元の空間を運営すれば、第三、時間と空間を超えるみわざを行います。四次元の空間は低次元の空間を超えるからです。肉の空間ではいくら遠い所でも、四次元の空間の概念で見ると、すぐそばのようかもしれません。肉的な距離の遠い近いは四次元の空間では意味がありません。それで、イエス様がおことばだけで命じられても、遠くにいる病人がまるでイエス様の御前に来て祈りを受けたかのように、ちょうどその時間に直ったのです。
四次元の空間を運営すれば、第四、時間を自由に運営できます。四次元の空間では、時間の流れるスピードを任意に調整できるからです。この地上の時間の流れより遅くすることも早くすることもできるし、それどころか時間の流れを止まらせることもできます。それで、第四の天の空間を肉の空間に覆ったあと、早く、または遅く、必要な時間の流れを適用すれば、この地上の法則には合わない、驚くべき奇蹟が起こりえます。数時間経っても太陽が天のまなかにとどまっていたり、人が王の車より早く走れることもできるし、あっという間にこの町からあの町へ移動することもできます。聖書に記されたこれらの出来事はすべて、実際に霊の空間を活用した結果です。

愛する聖徒の皆さん、父なる神様は罪と悪がはびこっているこの終わりの時に、ひとりでも多くの魂を救いたいと思われ、私が空間を運営する方法を会得するように導かれました。まずは理論で、次は実習で空間を悟り、運営方法を会得させられました。空間を完全に運営するためには、各空間の特性を知るだけでなく、空間から空間への道を作る方法と、霊の門を開けて閉じる方法も知らなければなりません。これとともに、神様が初めに定めておかれた公義を破らない範囲で、最も適した方法を使わなければなりません。それで結果的に、心に抱いたとおりに、声を発したとおりに、最適の実、最上の実を見せなければならないのです。
たとえば、今年の万民夏のキャンプは初日、二日目、三日目のすべての日程が空間の運営によって最上の実を結びました。「今回は気温が25-26度になるように抱いた」と、私があらかじめ講壇から宣言したとおりになったのです。また、悪霊の正体を明らかにして霊の世界を見せることで、聖徒がさらに罪と悪を警戒するようにしようと思ったとおりになりました。
続いて二日目、体育大会をしている間も、私がまるで雲・風・湿気と前もって話し合いでもしておいたかのように、ちょうどよく調節されるのがわかりました。
三日目、キャンプファイヤーの時はさらに驚きました。「涙」という賛美をする時は雨が降り、花火ショーの時は霧が一瞬のうちに押し寄せてくるなど、各種の特殊効果が自動的に現れて、最高の恵みと感動の時間になりました。このキャンプは空間の運営の一つの例にすぎません。
ところで、2018年の空間の運営は2017年よりさらに高い水準で行われるのです。それでは、はたして2018年に空間の運営がどんな様相で繰り広げられるかを大きく二つに分けてお伝えします。

第一、自然界でなされる空間の運営です。
2018年も、地球のあちこちで自然災害がより強力な規模で、より頻繁に発生するでしょう。このような自然災害も、空間の運営でいくらでも予防できるし、被害を最小限にもできます。
まず、台風とハリケーンの場合、今年どんなことがあったでしょうか。今年、夏のキャンプの直前、韓国に向かって北上していた台風5号が、キャンプの初日の8月7日から韓国に影響を与えて、全国的に大雨になると予報が出されました。
それで、私は8月3日に、台風が消滅するか進路が変わるように、と祈りました。すると、台風は最初予想していた進路から東側に方向を変え、これによってキャンプ場が台風の影響から抜け出ました。
その後8月4日、「ポハン-ウルルンド」間の旅客船運行事業をしている聖徒の依頼で、もう一度祈りましたが、台風は朝鮮半島からもう100キロ遠ざかりました。つまり、日本海が台風の影響から抜け出たのです。
その次は、日本から夏のキャンプに参加しに韓国に入国する聖徒たちのために祈ると、台風はその勢力が弱まりました。その結果、日本の聖徒の皆さんが無事キャンプに参加できるようになりました。
まるで誰かが台風の中心部を握って操縦しているようでありませんか。暴れていた台風を縄で縛って、右や左に押したり引いたりしながら暴れないように制御したり、進む方向をコントロールしたかのようです。
今年9月のハリケーン「イルマ」も同じです。アメリカの数人の牧会者と聖徒が祈りを要請してきて、私は9月8日金曜日に祈りました。カテゴリー5だったハリケーン「イルマ」はカテゴリー4でフロリダに上陸した後、カテゴリー4を維持したまま東部海岸に沿って北上すると予測されました。ところが、私が祈った後、進路が人口密度の低い内陸のほうに変わり、勢力も急速に弱くなって消滅しました。私が祈った時点と勢力が弱まった時点、経路が変わった時点がぴったり合っていました。祈りによってそんなことが起きたことを証明する資料が十分に残るように、時、分、秒の単位に切って、カテゴリーと経路が調節されたのです。
そうすると、もしかしてこう思う方もいるかもしれません。「台風をただブラックホールに吸い込むように、その場で消滅させることはできないのだろうか。」もちろんそうすることもできます。しかし、空間の運営は創造主の神様が造っておかれた基本的な創造の枠、すなわち、自然界の秩序を破らない範囲内で、最上の効果を上げられる方式にしなければなりません。どんなことでもできるからといって、公義を破ってはいけないのです。
たとえば、台風の経路を変える時も、「私たちの聖徒が住んでいない所ならいいから、どこへでも行け」と言えばよいでしょうか。ハリケーン「イルマ」は進路を変えましたが、人口密集地域でない西側に回りながら勢力が弱くなりました。つまり、人の子らにとって一番良いものを与えたいと望んでおられる父なる神様の心で空間を運営するものの、公義に反しない範囲内で、最適の状況を作っていくのです。
2018年も台風やハリケーンは頻繁に発生し、空間の運営によって操縦されるみわざはより緻密で正確に続くでしょう。そのたびに勢力を弱める方式や経路を変える方法は違うかもしれません。各状況と環境によって最も適した方法で運営されるからです。
このすべてが否認できない資料として残って、神のみわざでそんな不思議が起きたことを、誰もが認めるようになるでしょう。このために、私たちは積極的でありながら知恵をもって知らせなければなりません。私の心に示されてこれを抱いたとき、「イルマ」に関する証し記事がアメリカの有力日刊紙に載ることもありました。このようなことが頻繁に起きて重なると、人としてどうすることもできない自然災害の前で、世の人たちも神様に頼るようになり、神の力を行う主のしもべの祈りを要請するようになります。マスコミも競って報道する日が来るでしょう。
聖徒の皆さん、日照りと洪水もさらに頻繁に発生するでしょうが、どのように空間の運営をすればよいでしょうか。雨雲を必要な所に引き集めることができます。雨が緊急に必要な所なら、第二の天を開いて、雨雲が第一の天に出て来るようにすることもできます。日照りの所だけでなく、大規模の山火事が起こった所にもこのようにできるなら、どんなに手っ取り早く災害が防げるでしょうか。反対に、洪水になった所の雨雲は他の所に送ったり、散らしたりすればよいのです。
黄砂やPM2.5による大気汚染も同じです。風を吹かせて汚染物質を追い出したり、空間を開いて汚染した空気を吸収したりして、他の所に移動させることができます。これと反対に、涼しい風が必要な時は、北極のように寒い所の空気を霊の通路を通して持って来ることもできます。これは2006年夏のキャンプの時、皆さんがすでに体験されました。また、2015年夏のキャンプの時は、霊の空間が開かれて、第三の天、すなわち、天国から天上の風が吹いて来ました。今年も夏のキャンプの時、空間の運営を通してかぐわしくさわやかな風が吹いてくれました。
このように風を運用する方法も多様です。第一の天の中で方向を変えさせることもできるし、第一の天の中で霊の通路を通して別の地域に短い時間内で吹いて行くようにすることもできます。また、第二の天の風や第三の天の風が第一の天に出て来るようにすることもできます。
雪も同じで、必要な所があるなら、霊の通路を作って、この地上で雪が降っている所の雪を持って来ることもできるし、第二の天の門を開いて雪を降らせることもできます。

愛する聖徒の皆さん、2018年に繰り広げられる空間運営の様相の第二は、霊の世界がさらに明らかにされることです。
私は聖徒の皆さんが霊の世界を信じられるように、今まで数多くの証拠を見せてきました。目に見える肉の世界は一時的であり、目に見えないけれど確かに存在する霊の世界はいつまでも続くと叫んできました。この地上は虚像であり、霊の世界が実像であることを悟り、そして信じてほしいと切に願っているからです。
私のこんな心の願いをご存じなので、父なる神様はいろいろな方法で霊の世界を現してくださいました。今年は特に悪霊の存在を明らかにすることで、霊の世界があることをはっきり見せてくださいました。
2018年は空間の運営を通して霊の世界がさらに明らかに現れるでしょう。まず、父なる神様は霊的な存在、すなわち、御使いや冥土の使い(地獄の使い)がカメラで撮れるようにしてくださると言われました。講壇幕や壁に描かれる絵ではなくて、彼らの実体がカメラに収められるのです。御使いは第三の天の存在で、冥土の使い(地獄の使い)は第二の天の存在です。このような霊的な存在が肉のかたちをした姿のように目で見られるように、カメラで頻繁に撮れるようになるのです。彼らを見るためには霊の目が開かれなければなりませんが、霊の目が開かれなくても、実体が見られるようにしてくださるのです。
これだけではありません。父なる神様はUFOもその姿をそのまま現してくださると言われました。世界的にUFOがよく目撃されていますが、人々にはその正体がわかりません。ところで、<創世記講解>の時に説明したように、UFOは第二の天にあるエデンの園の人が日常的に利用している飛行体です。エデンの園の人が地球に来る時も、このUFOに乗って来ます。スピードが非常に速くて、飛行術が独特なので、カメラで撮れても、ほとんど点が光ったかと思うと消えるように見えます。
ところが、これからはUFOの形と輪郭がはっきり見えるようにしてくださるということです。だからといって、UFOが上空に長い間とどまっているのではありません。その正体がわからない人たちはUFOを脅威的な存在と認識して、非常事態が起きることもあるからです。このような事態が発生しない範囲内で、地球の他に別の世界もあることを知るようにUFOを現してくださるのです。
これは、第二の天のエデンの園に対しても空間の運営がなされているという証拠です。神様はこのような空間の運営を通して、人の子らが持っている肉の知識と制限的な空間の概念を打ち砕くことを望んでおられるのです。
このように空間の運営を通して霊的な存在を明らかにすると同時に、<霊の世界>を証明するメッセージを伝える予定です。パズルのピースを合わせて一つの絵を完成するように、霊の世界を証明する資料をすべて整理して、霊の世界があることを宣言しようと思います。
この霊の世界のメッセージは爆弾を投下したような威力を持っています。<第二コリント10:5>にあるように「さまざまの思弁と、神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き、すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ」ることができるのです。単にメッセージを伝えるだけでなく、同時に再創造の力のわざによってみことばがまことであることを証しするからです。これを通して、聖徒の皆さんも移り変わる心と悪賢さ、姦淫、利己的な心などの肉の属性をさらにすみやかに脱ぎ捨てる機会を得るでしょう。結局、空間の運営の最終目的である心の変化という実を結ぶのです。これまでお伝えした内容をよく覚えておき、一つ一つ祈ってくださるようお願いします。


<結論>

愛する聖徒の皆さん、本文<ヨハネ14:12>で、イエス様は「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。」と言われました。
私はこのみことばを私に下さったものとして受けました。必ずみことばどおりに行って、私たちの主の尊い血に報わせていただきたいのです。罪と悪がはびこっているこの終わりの時に、数えきれないほどの魂が救われるように、そして父なる神様のまことの子どもになるように導きたいのです。
この聖なる働き、終わりの時の大いなる摂理を実現する働きに、まずはとりなしの祈りであずかってくださいますように。また、御霊の戦士になってともに働くことにより神の栄光を現す皆さんになりますよう、主の御名によって祝福して祈ります。

 
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