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メッセージ >
Title
2016年新年祈祷課題 (4) - 果てのない神の力の教会
Speaker
堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
詩篇62:11
Date
2015-12-31
[本文]
[詩篇62:11]
「神は、一度告げられた。二度、私はそれを聞いた。力は、神のものであることを。」
[序論]
愛する聖徒の皆さん、2015-2016年新旧送迎礼拝をささげるまで私たちを導かれた父なる神様に、すべての感謝と栄光をおささげいたします。きょうこの幸いな席にご一緒しておられる皆さんを主の御名によって歓迎します。全国と全世界の各地から来られた主のしもべ、聖徒の皆さんに感謝し、GCN放送とインターネットで礼拝に参加しておられるすべての方にも感謝いたします。2015年一年間、各分野で神の国のために苦労して献身されたすべての方にも感謝の言葉をお伝えします。
愛する聖徒の皆さん、うれしいでしょうか? 幸せでしょうか? ほかのどの時よりうれしくて幸せな送迎礼拝です。去る2015年一年、全く聖なるものの流れの中で、皆さんの信頼程度を計ってみるテストがありました。自分が満たすべき公義の量を満たすのに力を注いだ聖徒は信頼のテストにパスしました。その結果、信仰の岩に立ち、御霊の歩みへと、さらに深い段階に、全く聖なるものへと信仰の成長を遂げました。
これがこの時間、私たちが主にあってうれしくて幸せな理由です。全く聖なるものの流れの中で2015年を過ごして、牧者を信頼することで一つになった聖徒が集まって、一緒に礼拝をささげているからです。
毎年、新旧送迎礼拝をささげるたびに、新年への期待と希望で満たされていました。これからは期待と希望だけで終わらないで、もっと大きい「感謝」につながるでしょう。新年祈祷課題、第四のように、新年も「果てのない神の力」のみわざによって神様の栄光を現わす私たちの教会になるからです。
[本論]
愛する聖徒の皆さん、「果てのない神の力の教会」という祈祷課題には、どういう意味が込められているでしょうか? 父なる神様の力が果てのないように、この教会の力あるわざにも果てがない、という意味です。
これは100%完成された再創造の力によって第三跳躍期に現れる働きについてのみことばです。まさに御霊の戦士として出てきた数多くの主のしもべと働き人とともに、複合的な財政の祝福に支えられて、終わりの時の摂理をどう実現していくのかについてのみことばなのです。第三跳躍期に果てしなく繰り広げていく神の力は、すなわち「再創造の力」だと言いました。この時間は、この再創造の力を100%完成するまでの過程を説明いたします。
父なる神様は1998、99年以後、以前と違う次元の力をお与えになりました。2000年に初めて「創造の力」について教えながら、神の力を四段階に区分してくださいました。そして「創造の初めである力を行いなさい」、一歩進んで「最上の創造の初めの力を完成しなさい」と言われました。
ところが、近頃は「再創造の力100を完成しなさい」と言われます。以前は 最上の創造の力を完成しなさいと言われましたが、今はなぜ再創造の力を100%完成しなさいと言われるのでしょうか? 神の力について2000年から下さった父なる神様のみことばを振り返ってみれば、結局は「再創造の力、100の完成」という一つの目標に向かってきたことがわかります。
きょうは去る15年間の神の力に関するみことばの流れを説明いたします。父なる神様のみことばがどれほど正確に一貫して成就されてきたのか、知るようになるでしょう。大きい流れだけ説明しますので、ちょっと難しいかもしれません。もっと詳しく知りたい方は、その年の祈祷課題、四番目のメッセージを参考にされますように。
聖徒の皆さん、父なる神様は「創造の初めの力」を施され、私には「再創造の力」を100%完成しなさいと言われました。父の「創造の初めの力」とは「父がことばによってすべての物を創造された力」であり、「父が持っておられるすべての力」を意味します。「光があれ。」と仰せられると、光があったように、ことばで命じるとおり働かれる神の力を意味します。その時の「光」とは「創造の初めの光」です。父なる神様が天地万物を創造された時に、創造の初めの光で取り巻いた後、毎日毎日創造のみわざを現されたのです。
ところで、2000年11月4日、神様はその創造の初めの光を私に取り巻いてくださいました。当時のおことばを一部紹介いたします。
「父のその深くて妙なる中から、父の栄光の光、この麗しい光が今あなたとこの教会に臨んでいるのだ。この光は創造の初めの光なのだ。父が光としてひとりでおられた時のその初めの光なので、どれほど明るいだろうか。どれほど麗しいだろうか。どれほど清くて透明で澄んでいるだろうか。」
そして、その次の週である11月11日には、創造の初めの光を取り巻いてくださった理由を具体的に説明してくださいました。
「これから創世記(講解)が始まる時に、わたしがあなたに創造の初めの光で取り巻いて、創世記講解を終えた時、その権威は言いようもないものであり、その伝えるみことばの権威が加わることであり、多くの人が霊の目が開かれ、そのみことばを聞くことによって満たされるだろう。」
「この創造の光で取り巻いた創造の力が2001年に大いに現れるようになるだろう。それによって多くの人がこの創造の驚くべき力を見るようになるのだ。」
第1次創世記講解は2000年12月1日に始まりました。[創世記1:1]に「初めに、神が天と地を創造した。」とあります。このみことばの意味を説明すると同時に、創造の力も現わすように、創造の初めの光を取り巻いてくださったのです。
私はそれ以前にも多くの神の力を施してきました。その時の力は、私の意志と努力によって、信仰の行軍を遂げて現わしたみわざでした。ところが、神様ご自身が取り巻いてくださった創造の初めの光によって施す神の力は次元が違います。父なる神様は「以前のそのすべての力が面目を失うほど、この創造の初めの光を取り巻いた後の神の力は、言葉にならないほど大きくて驚くべきものである」と言われました。そして2001年、フィリピン聖会が創造の初めの力のテスト舞台となると言われたのです。
「あなたの唇自体から出ることばによって、初めに父が天地を創造された時のその威厳と力を味わうようになるだろうから、多くの人がその驚きを見るようになるのではないのか」と言われました。それで、フィリピン聖会は、規模では他の聖会に比べて小さかったのですが、現れた神の力の次元は非常に違っていました。その中でも特に著しいみわざは、「虹」と関連した不思議を紹介した瞬間、直ちに月の周りに虹ができたことです。唇から出すとおり、一瞬にして働かれる神の力を体験したのです。
ところで、父は2001年7月14日、フィリピン聖会について、このようなおことばを付け加えられました。
「来年(2002年)になって、このすべての力を終えるようになる。しかし、終えるからといって終わりでなく、さらに深いところにあなたが入るようになるだろう。その神の力の測り知れない、その深さの中に入るようになるだろう」と言われたのです。
その時はこのおことばの意味を正確に知りませんでした。ところが今は理解できます。2002年に「最上の創造の力の完成」を握って祈りなさいと言われましたが、結局「最上の創造の力の完成」とは「再創造の力」を100%完成するのと同じ次元でした。2000年に創造の初めの光を取り巻いてくださり、2001年には創造の初めの力を味わわせて、2002年からは(私が)自らその力を運用する方法を教え始められたのです。
このために二つの条件が必要でした。創造の初めの力は創造主の神様が施す力なので、私も霊の次元と肉の次元の共存を実現する時に、その力を完全に施すことができると言われました。そして、神様が定めた人間耕作の線を超えなければならないと言われました。この二つの条件は、以後数年間続いた霊の勉強と霊の訓練の「総論」のようなものでした。(※総論:内容を全体的にとらえて述べたもの。また、その文章)
総論の次には各論があるように、2003年からは霊の勉強が始まりました。創造の初めの力を行うために、まず「初めの声」について教えてくださいました。そして、人間耕作の線を超えるためには「全く聖なるものとされたことも無にしなければならない」という具体的な説明をしてくださったのです。これに「人性と神性のバランスを取らなければならない」という細部項目が付け加えられました。
2004年には、霊の次元と肉の次元の共存を実現するための具体的な方法を教えてくださいました。すなわち「空間」について、一次元の空間から四次元の空間まで教えて、霊の訓練が始まったのです。一段階の霊の訓練である「霊の離脱」を始め、二段階の「霊の分離」訓練は2006年まで続きました。三段階の「霊の空間移動」訓練は2007年中盤まで続きました。それぞれの空間を必要に応じて開いて閉じる方法を教えて、いろいろな方法で実習してみるようになさいました。
そして、2007年7月頃、四段階の霊の訓練が始まって、2008年まで続きました。霊の訓練三段階が霊で空間を移動することならば、霊の訓練四段階は、復活の主のように、復活のからだのようなからだで自由に空間を移動する次元です。特に四次元の空間を自分で開いて閉じる方法を体得しなければならなかったのです。
ところで、肉のからだの人が四次元の空間に入れば、副作用があります。まるで宇宙服を着ないで宇宙に出て行くようなものです。それで、四段階の霊の訓練を受けている間、私のからだは大変な状態になっていきました。
このような四段階の霊の訓練が一段落する頃、2008年6月からは神様の「初めの心」をたどって行く過程が始まりました。2009年1月になって50%まで見つけました。その結果「複合的な力のわざ」を施せる次元に至りました。複合的な力のわざによって結ばれた最も大きい実はイスラエル宣教でした。イスラエルに福音が回帰するという聖書の預言を成就したのです。
2010年には「とどめられない神の力」という祈祷課題を下さいましたが、これは「神の力の範囲」が韓国のキリスト教界へと、世界へと拡大したという意味でした。これは、それだけ私が満たすべき公義の量が大きくなったという意味だったのです。それで私のからだはひどく耐え難い状態になりました。からだの気がずっと抜けて行ったからです。
2011年には、これから力あるわざがどのように現れるのかを教えてくださいました。それは「爆発的な神の力」だと言われたのです。爆発的な神の力とは「人の力でない、神の力によったものであることが誰でもわかる力」のことです。
父なる神様はこの終わりの時に爆発的な神の力を現わされるために、代わりに公義を満たし続けるようになさいました。それで、私のからだの気はゼロ近くに消耗したのです。2011年7月11日に、私のからだの気がそうなるようになさる理由を説明してくださいました。
「あなたの気の運用力がゼロということは、結局またほかの空間の中で多くの人に見えるようになる神の力の出発点なのだ。人の子らが持っている血、人の子らが持っている組織、人の子らが持っている肉、人の子らが持っている皮膚ではなく、結局、霊の空間に存在できる状況に、父は変換させてこられた」と言われました。
結局、肉の気をみな取り出してこそ霊の気運を満たすことができ、霊の気運が100%満たされれば、四段階の霊の訓練で学んだとおり四次元の空間を所有できるのです。どんな空間にも制約されず、神の力を施すことができるようになります。
2012年には「大きな驚くべき神の力」という祈祷課題を下さいました。「大きな驚くべき神の力」とは「人の心を変えさせる力」だと付け加えてくださいました。これからキリスト教界の活動と世界教区化のためには、このように心を変えさせる力がどうしても必要だからです。
翌年の2013年の祈祷課題「神の力」を通しては、人の心を変えさせる神の力がまさに自由意志まで曲げる力であることを教えてくださいました。この教会に現れる神の力を聞いて見る人々が、自らの自由意志によって救いの機会をつかめるようにする力です。
この終わりの時は罪と悪がはびこって、人々の心も悪で濃く染まっています。それで、目の前でUFOを引き下ろして見せて、それどころか水の上を歩く場面を放送で見せるとしても、みな信じるのではありません。信じないで、かえって否定したり、反問する人々がいるということです。
このように、最上の創造の力を施しても、信じる人の数が少ないならば、どれほどもどかしいでしょうか。かといって、神の力が大きいので、恐れからいやいやながら信じることも、やはり神様が望んでおられることではありません。父なる神様は人の子らが驚くべき不思議としるしを見ると、心が感動して、自ら自由意志によって信仰を選べることを望んでおられます。
したがって、最上の創造の力の中には、自由意志を曲げるみわざがなければならないのです。まことの救いのみわざを実現することを望んでおられる父なる神様の愛がこもっているのです。
2014年には「再創造のみわざ」という祈祷課題を下さいました。再創造のみわざとは、すでに創造されたものを変えたり新しくしていくことを言います。そして、再創造のみわざで最高の次元は、まさに死んでいる霊にいのちを与えるみわざです。とうてい救われない人でも救いの機会をつかめるようにする、あきらめのない神様の愛のみわざです。
このような再創造のみわざを実現する神の力がまさに、去年2015年に祈祷課題として下さった「再創造の力」です。「再創造の力」とは、神が「光があれ。」と仰せられると光があったように、初めの声によってなされる神の力です。これは2000年に教えられた「創造の初めの力」の定義と同じです。その定義は同じですが、力を行う主体が違います。創造主である父なる神様は「創造の初めの力」を、私は「再創造の力」を行うのです。
2000年末、第1次創世記講解を始めた時は、父が創造の初めの光を取り巻いてくださって、創造の力を施すことができました。ところで、去る15年の間、私は自ら初めの光を運営できる霊の勉強と霊の訓練をして、公義を満たす時間を持ちました。その結果「再創造の力」を行えるようになり、今は100%完成を実現しているところなのです。
2016年新年、父なる神様は「果てのない神の力の教会」という祈祷課題を下さいました。父なる神様の力が果てのないように、この教会に現れる力あるわざにも果てがないという意味だと言いました。これは100%完成された再創造の力によって第三跳躍期に繰り広げる働きについてのみことばです。私たちの教会は開拓後33年以上、すべての基盤をとても豊かに、とてもしっかりと整えてきました。ですから、これから栄光の大きさは本当に言い尽くせないほどになります。父なる神様は、私たちが今まで蒔いて行った以上の、想像できない実を得るようになると言われました。
第三跳躍期に、私たちの教会は実に「万民」という名にふさわしく、いろいろな方法とスタイルで数えきれない魂を救いに導くでしょう。水が海を覆うように、神の栄光が全世界に満ちるために、果てのない神の力を繰り広げていくでしょう。聖徒の皆さんはその場面を心に描いてみて、信仰によって祈ってくださいますように。信仰によって望んでいる事がらは必ず実現されます。
[結論]
愛する聖徒の皆さん、2001年11月3日に、父なる神様は神の力と国々の王たちが出てくる時点の関連性を次のように言ってくださいました。
「あなたに最上の神の力を与えて、その門を開くとき、父が言われたとおり、国々の王たちについてのことを言ってくださったし、その前に小さい者が出てきて、本当に小さい分野を担当することを話したのが見られるのだ。この小さい者が出てきて、小さい分野を担当した後に、これが続けて列を作って、もうひとりが出てきて、ふたりが出てくるようになるのが見られるのだ」と言われました。
その時言われた「小さい者」、すなわち、国々の王たちとつながりの輪になる人、この人が誰なのか、2009年10月に知るようになりました。そして、去る5年間、私が代わりに公義を満たす過程で、その「小さい者」も自ら自由意志を曲げて、私たちを助ける人に変えられていくみわざがありました。最近は、彼の心がどれほどやわらかくなったのかがわかる知らせも聞けました。
このように父なる神様は今まで複合的に働いてこられました。私は再創造の力の完成を実現するように、私たちの主のしもべと働き人と聖徒の皆さんはすみやかに信仰の成長を遂げるようになさいました。また、複合的な財政の祝福も備えておいて、その規模がふくらみ続けるようにされました。このように第三跳躍期の、跳躍のための基盤がよく整えられたのです。それで、私たちの教会は主の再臨の時まで果てのない力のわざをもって、神の栄光を大いに現すでしょう。
聖徒の皆さんはこの教会の大切な部分ですので、それぞれの役割をよく果たしてくださいますように。将来、天国の父なる神様の御座の前でも、栄えある「万民教会」の一員として一緒に立てますよう、主の御名によって祝福して祈ります。
愛する聖徒の皆さん、明けましておめでとうございます。
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