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メッセージ >
Title
預言(4)
Speaker
堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
アモス3
Date
2014-08-03
[本文]
[アモス3:7]
「まことに、神である主は、そのはかりごとを、ご自分のしもべ、預言者たちに示さないでは、何事もなさらない。」
愛する聖徒の皆さん、今日はメッセージを伝える前に、前回に伝えた内容で追加して説明することがあります。前回、「預言」三回目のメッセージで、イギリスのサッチャー首相の三選についての預言を説明しました。その時、1987年6月14日説教の時にサッチャー首相の三選について説明した内容を紹介しました。その内容をもう一度聞いてみましょう。
[1987年6月14日説教音声資料]
「皆さんがますらおという言葉が出たので~~~~心が良くて優しいし、ますらおのような女だ。」「こう教えてくださったのです。~~~~神様がどのように下さるのか。探して、後で聞いてみるようにしてください。」
この時、私がイ・ソンスク伝道師に後で探して聞かせてくださいと言ったテープがありましたね。それがまさに1987年6月11日にいただいたおことばでした。
これを前回にお聞かせしなかったのですが、私が後でサッチャー首相について、父なる神様がほめてくださったおことばを読みました。それがまさに6月11日に下さったその啓示のおことばでした。先週、この部分を正確に説明しないで先に行ったので、きょう補って説明しようと思います。
父なる神様がサッチャー首相についておほめのことばを下さった日が6月11日ですが、この日はまさにイギリスの総理選挙があった日でした。イギリス時間で87年6月11日に選挙がありました。したがって、私が韓国で11日、啓示を受けている時は、イギリスでまだ選挙が終わる前だったし(イギリスは韓国より9時間遅いです)、当然、結果が出なかった時でした。ところが、父なる神様はこの時、すでにサッチャー首相が3選に成功することを私に教えてくださったのです。それでは、6月11日に下さったおことばをもう一度読みます。
[1987年6月11日木曜日、良才洞で受けた啓示のおことばの中でサッチャー首相当選に関する内容]
「また、女が今その国を治めている限り、国もあなたが見て聞いて知っているだろうが、どうしてそんなにわたしが彼女を見るとき、かわいいのか。その体に男に劣らない大胆さとともに、いつもそのすべての所に謙遜と柔和をもって、その心に明確な神の真理を知らないとしても、神を仰ぎ見ながらその一点の恥のないように努力して、すべてのまつりごととすべてにおいて最善を尽くして、自分の富を求めないで、女としての最大規模の最大面貌を備えて、そのすべてを治めるのを見ると、わたしが愛して認める国ではないだろうかということなのだ。まことにあなたに言うのが、彼女は暗黒街に置いたとしても、鷹揚に事を処理する女であり、そのすべてに認められるように行う者なので、どうして彼女にもう一度恵みがあるのではないだろうかということなのだ。」
彼女にもう一度恵みがあることを言われました。これはどういう意味でしょうか? 当然、選挙で勝利するという意味です。つまり、サッチャー首相がもう一度選挙で勝利して、総理になるというおことばです。このように、父なる神様はイギリスで選挙が行われていたその時間に、あらかじめ私にはその結果を教えてくださったのです。これは誰も否認できない証拠です。
愛する聖徒の皆さん、[申命記18:22]に「預言者が【主】の名によって語っても、そのことが起こらず、実現しないなら、それは【主】が語られたことばではない。その預言者が不遜にもそれを語ったのである。彼を恐れてはならない。」とあります。
神様が教えてくださったことをそのしもべ、預言者が語ったなら、これは必ず実現されます。もちろん、その時点が人の思いとは違うことはあるでしょうが。
私は開拓以後今まで、父なる神様が私に教えてくださった数多くの預言をしてきました。もちろん、私の周りや教会のかしらの働き人たちにだけ話した内容や、誰にも話さないで私ひとりだけ知っていることは数えきれないほど多いです。その多くの預言のうち、今まで一つも当たらなかったことはありませんでした。
ですから、私はさらに大胆に、この場で皆さんに語ることができるのです。神様は生きておられて全知全能であると。この事実を必ず心に留めますように。それで、みことばのとおりにだけ生きる皆さんになりますように。そうすると、皆さんも暮らしの中で、将来のすべてのことを知っておられる父なる神様の細やかな御手を体験して、栄光を帰すことができるのです。今回の預言の説教を通して、このような祝福の道に導かれる皆さんになりますよう、主の御名によって祝福して祈ります。
前回に続き、国内情勢と北朝鮮との関係について預言した内容を語ります。
1.1998年7月21日再・補欠選挙
1998年7月21日、再・補欠選挙がある前、7月19日の週報に「チョ・チョン・七・三」と記しました。当時、光明市の候補だったチョ・セヒョン氏とチョン・ジェヒ氏が互角でした。チョン・ジェヒ氏は二度も市長をした方だったので、与党の中でもチョ・セヒョン氏が不利だと心配していたのです。ところで、チョ・セヒョン氏が私のところに祈りを受けに来ました。ですから、結果はすでに出たものであり、私はチョ・セヒョン氏がチョン・ジェヒ氏に勝つことを「チョ・チョン」このように順序を書いて知らせたのです。
また「七・三」は、当時、七か所で選挙を行いましたが、チョ・セヒョン氏が属する与党が三か所で当選するという意味です。つまり、チョ・セヒョン氏がチョン・ジェヒ氏に勝って当選し、チョ・セヒョン氏が属する与党が七か所の選挙区のうち、三か所で当選するという意味なのです。
[1998年7月24日説教資料画面]
「また皆さん、今週に~~~~~与党が3席を占めたという意味です。」
2.1997年IMF通貨危機
韓国が1997年12月3日、通貨危機を経験して、国際通貨基金 (IMF) からの資金支援の了解覚書を締結した事件がありました。当時の大統領だった金泳三氏は11月10日、カン・ギョンシク副総理との電話前まで、この危機の深刻性さえ知らずにいました。このような事態にまでなるだろうとは、大統領さえも知らないほどだったのです。
それなら私は、こんなことになる前に、聖徒の皆さんにどうお話したでしょうか? 父なる神様が本教会に毎年下さる祈祷課題があります。1996年度の祈祷課題として「緊縮」という祈祷課題を下さいました。あらかじめ私たちが備えられるようにされたのであり、私には経済的に大変な危機がやって来ることをすでに知らせられたのです。それで、1996年度職員献身礼拝の時は、あらかじめ「緊縮による祝福」というメッセージを伝えるまでしました。
[1996年1月28日礼拝資料画面]
「愛する聖徒の皆さんと教会職員の皆さん、それではこのみことばを実践するために~~~緊縮作戦を展開しなければなりません。」
[1996年12月27日礼拝資料画面]
「愛する聖徒の皆さん、今年、神様が祈祷課題の中で~~~~緊縮していったはずだということです。」
[1999年10月28日礼拝資料画面]
「私は去年、試練がやって来ることをすでにすべて~~~~そうなるのが見られます。」
[2000年11月19日礼拝資料画面]
「神様がすでにずっと前から私たちに~~~~解決できたでしょう。」「私はいつもお願いしたいのです。牧師館の人から緊縮しようと。」「はい。牧師館から緊縮しなければならないし~また祝福として働かれるでしょう。」
このように、父なる神様は国家的な財政の問題も前もって教えてくださったので、私はまず自分のほうから緊縮して、牧師館もそうしたのです。また、私の言うことに従って緊縮した聖徒さんなら、当時の危機も無事に乗り越えたでしょう。
愛する聖徒の皆さん、今からは北朝鮮の情勢、そして韓国と北朝鮮との関係について預言した内容をお話しします。韓国と北朝鮮との関係は、将来主が来られる時と関連しても、とても重要な糸口を提供してくれます。
私は開拓の時から何度も、北朝鮮との関係がどうなるのかを見れば、主が来られる時がすぐ戸口の前に迫ったことを悟らなければならないと言いました。それで、北朝鮮との関係において、重要な話題になるほどの出来事があると、私が講壇で時折あらかじめ説明しました。
開拓の翌年である1983年10月には、ビルマ(今のミャンマー)のアウンサン・テロが発生して、南北関係が極度に冷却しました。後で知らされた内容でしたが、韓国が北朝鮮に対する報復攻撃まで考えていたそうです。このような状況で、誰も未来の南北関係について自信をもって言えなかったでしょう。
ところが、私は1983年12月、これから3年後に北朝鮮と交わるようになると、聖徒の皆さんに宣言しました。それから3年経った1987年1月から、南北高位級政治軍事会談の提案、南北総理会談開催の提案、段階的軍縮実現のための多国籍軍縮交渉の提案など、南北関係が急に進展していきました。1983年12月5日に下さった啓示を一部分だけお読みします。
「わが愛するしもべよ、あなたの国から出たものは、どんな方法でもあなたがたが断ち切られたことを通じさせようとしても、わたしの望む事でなければ実現されないだろう。わが愛するしもべよ、時があるのだ。時があるのだ。時があるのだ。あなたがたが交われるのは、その時期になるまでは3年かかるだろう。3年かかるだろう。3年目になる年に実現されるであろう。」
このように言われて、主が来られる時に南北関係で起きることまで、その時、詳しく解き明かしてくださいました。その中の南北首脳会談についてのおことばは2000年に成就されて、今後時間が経つにつれて、他のものも一つずつ明らかにされるでしょう。そうしていて、韓国・北朝鮮の間に何か一つの単語が出てくれば、主がすぐ戸口まで近づいていると思いなさいと言われました。2000年の南北首脳会談を前にして、これについて説明した内容を紹介します。
[2000年5月21日説教資料画面]
「たとえば、1983年12月に~南北関係が急に進展していきましたね。」「このように神様は国家的にも~~わたしが戸口まで近づいていると思いなさいと言われました。」
1990年前半期にも、私が南北関係について預言しながら、主が来られる時の状況を説明したことがありました。
[2002年3月10日説教資料画面]
「また90年前半期には預言しましたが~~戸口まで近づいていると思いなさいと言われました。」
聖徒の皆さん、資料画面でご覧になったとおり、1983年当時、父なる神様は南北関係について啓示して、南北首脳会談があることも教えてくださいました。その当時に示されたことが17年経った2000年に実現されたでしょう。このように、神様が教えてくださったことはそのまま成し遂げられています。正確に時点を示されたものはその時になれば実現して、時点を示してくださらなかったものも、歳月が経って時になれば、必ず成就されました。
ところが、人のほうから思いを働かせて、あの時なのか、この時なのかと思うので、「預言は信じられない」という、とんでもない話が出てくるのです。南北首脳会談も、突然発表されたとき、全国民はもちろん世界が驚いたし、差し迫った問題として関心を呼びました。しかし、私はそのニュースを聞いたとき、「来るべきものが来ている」という心でした。
ところで、父なる神様は2000年、南北首脳会談がある前に、それに関して詳しく私に教えてくださいました。それで私は、首脳会談の九日前の2000年6月4日大礼拝の時に、この会談に途方もない策略が隠されていることを講壇で言いました。また、会談後には、2000年6月18日大礼拝の時、北朝鮮首脳部が首脳会談直後、どこに集まってどんな対話をしたのかまで、皆さんに大まかに説明したのです。それとともに、金正日総書記の答礼の訪問が実現されないことを、子どもでもわかるようにヒントを差し上げました。
その内容を今年6月13日、マンミン・マガジンの資料でご覧ください。金曜徹夜礼拝に参加されない方は見られなかったので、もう一度ご覧ください。
[6月13日マンミン・マガジン資料画面放映]
このように正確に教えてくださったのです。この他にも、父なる神様は、北朝鮮がどんな行動を取り、その目的が何なのかについてまでも、私に詳しく教えておられます。聖徒の皆さんに具体的な内容まではすべて申し上げないでいますが、クリスマスの時、男性宣教会と会う時間では、それでも概略的な流れを教えています。
2008年クリスマスの時、男性宣教会と会って、私が新年、すなわち2009年、南北関係について「北朝鮮は対外的にさらに強く見せようとする強硬な行動を取るようになることと、北朝鮮は戦争が勃発しそうな行動を取るが、決して戦争は起こらなくて、静かになる方向で終わる」と言いました。
[2009年男性宣教会と会った時の資料画面]
それから2009年一年間、南北関係にどんなことがあったでしょうか? 1月、対南全面対決態勢突入発表。3月、南北間軍通信線遮断および開城公団出入り中止宣言。4月、長距離ロケット発射、使用済み核燃料棒再処理開始。5月、2次核実験および短距離ミサイル発射、停戦協定は終わり軍事的打撃宣言。7月、ミサイル7発発射。11月、北朝鮮の艦艇、北方限界線侵犯交戦発生。
特に2009年10月4日大礼拝の時に、私が「これから北朝鮮が一度ねじらせる時が来る」と言いましたが、それから約一か月後の11月10日、北朝鮮の警備艇が北方限界線を侵して、南北海軍間に交戦が発生しました。また、北朝鮮は韓国政府に対して、しばらく自制してきた「傀儡」という表現を再び使うことによって、南北関係をねじらせてしまう行動をしたりもしました。
皆さんはその時は大したことでないとやり過ごしてしまったかもしれませんが、このように一つ一つ確認してみれば、父なる神様がどれほど正確に表現一つまでも教えてくださったのか、はっきりとわかるのです。
2010年にあった天安沈没事件や延坪島砲撃事件が発生する前も、父なる神様が私にあらかじめ教えてくださった内容がありました。2010年3月22日に下さったおことばの一部分だけお読みします。
「今のあなたの国が、このようなアメリカと中国との緊張と、この北朝鮮というものを置いて、火種になって、これが炸裂するとき、最も打撃を受ける国がまさにあなたの国になるだろうということなのだ。」「国内外でいろいろなことが落ち着かない状況になるだろう。」
このおことばを下さった週の3月26日に、天安沈没事件が発生しました。
また、2010年10月11日に下さったおことばには、こういう内容がありました。「世襲される者が活動をする時に、極端な決定を下すようになるが、彼らの取る極端な方法とは、結局彼らの体制を守るためのものなのだ。」
その後の11月23日、延坪島砲撃事件が起きて、この事件が起きた背景がマスコミを通して公開されました。
[2010年12月1日、9日新聞資料画面]
2010年12月1日付の新聞に、キム・ジョンウンが11月初に砲撃を指示したとのことと、この事件が北朝鮮の三代世襲と関連して、キム・ジョンウンが背後にいたという内容が12月9日付の新聞にも載りました。父なる神様はこの他にも、北朝鮮内部の事情と動向について、しばしば私に教えてくださいます。
2013年末には、北朝鮮でまことに衝撃的な事件が発生しました。北朝鮮の権力第二人者と呼ばれていた人が一朝にして粛清されて、機関銃で銃殺までされたのです。父なる神様はこのようなことがある前、続けて私に北朝鮮の内部状況について、おことばで教えてくださいました。そのうち2013年10月27日のおことばの一部だけお読みします。
「北朝鮮という国の今の立場やすべてのことが結局、良くないことを、父はいつも説明して、北朝鮮の内部の状況が今はこのように遮られて偽装したように見えるが、その内部の事情はそんなに生やさしくないことをすでに言ってこられたということなのだ。今の北朝鮮の体制に対する反対勢力と、それにまた感情があって反対の立場にある勢力が、このように抑えられていて、死んだような立場のように見えるけれど、しかし結局、そうではなく、徐々にその反対になるものとすべてのことが明らかにされるようになる・・・内部の事情が良くないほうに流れ続けていることを父は言われるのだ。」
このおことばを下さってさほど経たないうちに、張成沢に関する内容が知らされて、これが北朝鮮機関内の利権対立による権力葛藤が原因だったことが、マスコミを通して発表されました。
[マスコミ記事資料画面]
文化日報2013.12.20
また父なる神様は、張成沢処刑以後、北朝鮮の動向についても詳しく教えてくださいました。2013年12月22日のおことばを見れば、外部的にはそうではないように言い逃れているが、内部的な問題はまことに深刻だということ、権力を握った者は権力を維持するために続けて弾圧と迫害をしていくだろうが、不満を持っている者はその不満を隠したまま、糾合する勢力として出てくること、今の粛清された者(張成沢)の問題がうまく覆われたようで、うまく片づけられたように見えるが、これが火種になり、結局は北朝鮮の最高のかしらの者が困難になり、体制が深刻に維持できないところまでになりながら、結局、門戸開放とつながることを言ってくださいました。このとおり、中国通だった張成沢処刑以後、北朝鮮と中国との関係がさらに悪化しながら、北朝鮮はさらに困難に処するようになりました。
[マスコミ記事資料画面]
チャンネルA 2013.12.20、12.21
連合ニュース2013.12.20、ノーカットニュース12.21
また内部的にも、外見上ではキム・ジョンウンの権力掌握には問題がないように見えるが、権力層の面従腹背で(注・面従腹背とはうわべは従順にみせかけ、内心では従わないこと)、政策乱脈の様相が深化して、これによって民心離反が増幅される場合、内部の亀裂が加速化されることもあるという内容が国家情報院によって発表されました。
[マスコミ記事画面]
毎日経済2013.12.24.
このように北朝鮮の第二人者だった張成沢が失脚して処刑された状況や、そうなるしかなかった背景、その後の北朝鮮内部の事情と中国との関係など、これらすべてが父なる神様が下さった北朝鮮についてのおことばと正確に一致して流れているのです。
愛する聖徒の皆さん、北朝鮮と韓国との関係は、終わりの時の流れと密接な関係があります。本教会には北朝鮮宣教の使命もあって、私も関心を持って見守っています。
ところで、最近下さったおことばの中に、時になればあっという間に北朝鮮の門が開かれて、宣教の使命を果たすようになることを教えてくださいました。これはすなわち、すべてが熟すれば、急速に世の終わりに向かって走って行くという意味です。
ですから「北朝鮮の門が開かれるのを見れば、その時になって熱心になろう」ひょっとしてでもこういう安易な考えをしてはいけません。今のこの流れによく乗って行ってこそ、私たちの霊、たましい、からだが責められるところのないように完全に守られて、花婿である主を迎えることができるのです。この預言の説教を通して、父なる神様がどれほど正確に将来のことについて私に示してくださって、世の終わりの日を備えるようにされるのか悟りますように。それで、今さらに目を覚まして信仰生活する皆さんになりますよう、主の御名によって祝福して祈ります。
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