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Title
   勉強がよくできる秘訣 (10)  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   ヤコ 3:17-18, 箴9:10
Date
   2011-04-10


[本文]

[ヤコブ3:17-18]
「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。」

[箴言9:10]
「主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。」


[序論]

愛する聖徒の皆さん。[箴言6:6]に「なまけ者よ。蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。」とあります。続く[7-8節]にその理由が出ています。「蟻には首領もつかさも支配者もいないが、夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める。」とあります。高いIQ、よい環境、集中力、効果満点の勉強のノウハウ、これらすべての条件に命を吹き込むものは、まさに「誠実さ」です。
きょうは「勉強がよくできる秘訣」十回目で、最後の時間です。これから「勉強がよくできる秘訣」に命を吹き込んで豊かな実を結ぶのは、皆さんのすべきことです。神様はまことに誠実なお方です。皆さんをどれほど愛されているのか、人間耕作の摂理をどれほど細やかに行なっていかれるのかを見ると、それがわかります。皆さんは、神様の息子、娘ですね?神様の誠実さに似せられますように。聖霊が皆さんのうちにおられるので、いくらでも似せられます。誠実にみことばどおりに行なっていけば、勉強がよくできる秘訣が生きて働き、豊かな実を結ぶでしょう。誠実を養う皆さんの人生に驚くべき変化が起きますよう、主の御名によって祈ります。


[本論]

愛するマンミンの子どもの皆さん、聖徒の皆さん、前回に続いて、勉強のノウハウのたとえを挙げてみましょう。前回は勉強のノウハウ第一、やさしくておもしろく勉強する方法について伝えました。勉強のノウハウ第二です。まめに予習と復習をしてください。
前回説明した「四つの記憶タイプ」をよく考えてみてください。予習と復習をすれば、ただ流してしまうことも頭に入れておけるし、頭に入れておいただけことは植えつけることもできます。頭にだけ植えつけたことを心にも植えつけることができます。人の脳はある対象を見て聞くほど、それをもっと深く記憶します。授業を受ける前と後に予習と復習をすれば、授業時間まで入れると全部で三回、見て聞くようになります。もちろん、予習と復習が大切だということを知らない人はいないでしょう。ところが、実践する人ははたして何人いるでしょうか?
韓国の弁護士で放送人であるゴ・スントクさんは、大学時代の3年間で、韓国で一番難しいと言われている司法試験、行政考試、外務考試、この三つの試験に全部合格して、世間の注目を浴びました。その秘訣はまさに復習だったそうです。不合格だった人は本を三回も読まなかったのに、彼は五回から十回くらい読んだそうです。「あの分厚い本をいつそんなにたくさん読むのか」と初めから心配するかもしれませんが、実際にやってみれば、それほど難しいことではないそうです。復習すればするほど、本を読む時間が短くなるので、だんだんやさしくなると言うことです。復習の力とはこのように驚くものです。
では、予習と復習の方法を具体的に調べてみましょうか。予習する時は、授業の時間に学ぶ内容をざっと見ながら、理解できないところだけチェックしておきます。チェックしておいたところは、先生の説明をよく聞いて理解します。授業の内容はその日すぐ復習をします。
エビング・ハウスと言う心理学者の研究結果によると、人は完全に暗記したものでも、9時間後には64パーセント忘れるそうです。したがって、一度暗記したものを9時間以内にもう一度見れば、忘れる比率を大幅に下げることができます。ですから、勉強したことは毎日復習する習慣を身につけてください。また、ただ復習するだけではなくて、勉強した内容が心に植えつけられるまで繰り返さなければなりません。復習とは、一度入力したものが抜けていかないように、記憶の門をしっかり閉める作業だと言えるでしょう。繰り返すほど記憶の門はもっとしっかり閉まります。
このように、ふだんから予習と復習をきちんとすれば、試験の準備も難しくありません。予習、復習を全くしないで、試験が迫って来て勉強しようとするなら、前に学んだ内容を最初からまた勉強しなければなりません。また、泥縄式に急に入力した知識はすぐ忘れます。後でもう一度勉強しなければなりません。ですから、ふだんからまめに予習と復習する習慣を身につけますように。
予習と復習は、みことばの武具を身につけるにも役に立ちます。聖徒の皆さんはもちろんよくやっておられるでしょうが、このように一度やってみてください。礼拝前にあらかじめ聖書の本文を読んでみます。それから礼拝を霊とまことによってささげます。これは授業時間に誠実であることと同じです。礼拝の後には、暇あるごとに聞いたメッセージを整理しながら心に刻みます。一日の日課が休む間もなく忙しいなら、床に就く前でもメッセージを思い出してみますように。メッセージによって大いに恵みを受けたり、みことばに照らして自分の姿を悟るなら、そのメッセージがもっとよく入力されるでしょう。祈りながら悟ったことを心に耕せば、そのメッセージが完全に皆さんのものになるのです。心が変えられるのです。
一方、礼拝の時間にメッセージを聞いてそのまま流してしまうなら、百回、千回聞いても何の役にも立ちません。復習をしても、その週のメッセージはその週にすぐもう一度聞いたほうがよいです。一週間後は要約したものを見ながらもう一度復習すれば、もっと記憶に長く残ります。このように一週、二週とまめに心に糧としていくなら、豊かな説教の資料になります。主のしもべや働き人なら、いきなり説教を頼まれても、御霊に感じて聖霊に助けられてできます。
聖句を暗誦する時も復習が必要です。その日その日の聖句を暗記しても、時間が経てば忘れてしまいます。前に覚えたものを一週間に一回でもさっと見るなら、もっとよく覚えられます。これから、もう一度心を決断してまめにみことばという武具を身につけて、霊肉ともによく備えられた働き人になりますように。
聖徒の皆さん、子どもの皆さん最後に、生活習慣について調べてみます。勉強のノウハウにどうして生活習慣が入るのでしょうか? 勉強がよくできるためには、自分をよく管理しなければなれません。自分の体力、時間、習慣などをよく管理してこそ、勉強の効率が上ります。
たとえば、勉強がよくできるには適切な睡眠をとらなければなりません。昔、ある学者たちは、夜遅くまで勉強して眠くなると、針で自分をさして眠気を覚ましたそうです。このように無理するよりは、適当に休んで、すっきりした頭で勉強するほうが効果的です。睡眠が足りなければ、脳の活動が鈍くなります。理解力や記憶力が落ちるのです。また、疲れたまま勉強すれば、すぐくたびれてしまいます。
一方、十分眠った後、脳の働きが活発な状態で勉強すれば、1時間勉強しても多くの量が消化できます。大学入試を控えている受験生は、気がせいているでしょう。しかし、一日に少なくても、5時間から6時間は眠らなければなりません。もちろん、体力と健康に自信がある人は、これより少なくてもかまいません。大切なことは、自分に必要な睡眠時間をよく把握して、ちょうど良い時間眠るということです。
また、規則的に栄養のある食事をとることも大切です。ある人は、もっと寝ようと食事を抜いたり、時間を節約しようとインスタント食品をよく食べます。しかし、このような食習慣によって体の調子が悪くなったり、体力が落ちることがあるので注意しなければなりません。かえって勉強にマイナスになることもあるのです。
食べる量を調節することも必要です。特に勉強の前には、「もうちょっと食べたいな」と思うくらいのほうがよいのです。食べ過ぎると、眠くなって集中力も落ちるようになります。あまりに少ないのもよくありません。お腹がすいたら、雑念が浮かぶこともあるからです。
このほかにも、家に帰ったら、まずきれいに手や顔を洗う習慣、周りを片づける習慣も必要です。身を整えて周りの環境がすっきりしてこそ、心が落ち着くからです。主の香りがする生活習慣を身につけていけば、自己管理は自然にできます。心が主に似せられれば、おもざしや態度、行ないも似せられるようになっています。
愛するマンミンの子どもの皆さん、聖徒の皆さん、今まで「勉強がよくできる秘訣」を伝えました。神様を信じる子どもが「勉強がよくできる秘訣」は、実は簡単です。「勉強は頭よりは心でするものだ。したがって、信仰生活を正しくして、心を良い地にするほど勉強がよくできる。」まさにこれです。
最近は世の知識人もほとんど「勉強がよくできて成功することにおいて、IQがすべてではない」ということに同意しています。感性指数・EQ、社会指数・SQなど、IQのほかの能力指数を高くする方法に大いに関心があります。最近は多様な文化に対する適応・応用・コミュニケーション能力指数を意味するCQという「文化指数」も現れました。信仰生活を正しくすれば、このような指数はいくらでも高められます。
「勉強がよくできる秘訣」二回目に紹介したEQをたとえにしてみましょう。感性指数、または心の知能指数とも言われるEQで重視する五つの項目を調べてみると、第一、自分の本当の感情を自覚して、それを尊重し、心から納得できる自己認知力です。良い地の心になれば、いつも最高の感情になります。感情が揺れ動いたりすることはないのです。「私の気持ちがなんでこうなの?」と戸惑ったり、「こうしてはいけないのに」といらだったりすることもありません。もちろん、神の国と義のため、魂のために霊的に悲しむ時があるにはありますが、気持ちが沈んで、焦るのとは違います。
第二、衝動を自制して、不安や怒りなどのストレスの原因になる感情をコントロールできる能力です。心を良い地に耕すほど悪がなくなるので、不安や怒りなどの感情は起こりません。自分の欲求もいくらでもコントロールできるのです。それで、心がいつも湖のように静かです。
第三、目標達成に失敗しても、挫折しないで、自分を励ますことができる能力です。気を落とさない心は良い地の心の代表的な特徴です。ひょっとして信仰の試練がやって来ても、神様を信じるので喜んで感謝します。
第四、他人の気持ちに共感できる能力で、第五、人間関係で調和を保って、ほかの人と協力できる社会的器用さです。心の地を良い地に耕した人は、すべての人との平和を追い求めます。いつも他人の心を推し量って、気を配って、いつも相手の利益を先に求めます。争いも仲裁して、かえって平和をつくるようにします。それで、学校の友だちや職場の同僚との関係が円滑です。
このように、良い地の特徴とEQの項目が合い通じていることがわかります。ですから、良い地の心になれば、すべての分野で最高の点数がもらえるのです。


[結論]

愛するマンミンの子どもの皆さん、聖徒の皆さん、世は日増しにスーパーマンのようなリーダーと人材を求めています。めまぐるしく変わっていく今日、家庭、企業、国家に時々刻々、難しい問題が迫ってきます。世のリーダーは何としてでもこれらの問題を解決しようとしますが、そうすればするほど自分の能力の限界にぶつかるだけです。
この時代は、「上からの知恵」がどうしても必要です。神様が下さった知恵で、エジプトのききんを乗り越えたヨセフのような人材が必要な時代です。私はこのような時代で神様が下さる知恵と力で、神の摂理を実現していくでしょう。神様を認めて、神のしもべに頼る世の指導者たちに必要な答えを示すでしょう。国々から災いを退けるでしょう。上からの知恵と力があるので、私には自信があります。マンミンの聖徒の皆さんと子どもたちも、この働きに一緒にしようではありませんか。聖められることを慕って、一生懸命に勉強すれば、誰にでもできます。
[ヤコブ3:17-18]に「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。」とあります。このような知恵が与えられれば、皆さんは愛されて認められる人材になれるし、リーダーにもなれます。「勉強がよくできる秘訣」をよく会得して、この知恵を完全に自分のものにしますよう、主の御名によって祝福して祈ります。

 
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