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メッセージ
Title
黙示録講解(72)
Speaker
堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
黙 16:17-17:4
Date
2008-08-15
黙示録16:17-17:4
第七の御使いが鉢を空中にぶちまけた。すると、大きな声が御座を出て、聖所の中から出て来て、「事は成就した。」と言った。すると、いなずまと声と雷鳴があり、大きな地震があった。この地震は人間が地上に住んで以来、かつてなかったほどのもので、それほどに大きな、強い地震であった。また、あの大きな都は三つに裂かれ、諸国の民の町々は倒れた。そして、大バビロンは、神の前に覚えられて、神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。島はすべて逃げ去り、山々は見えなくなった。また、一タラントほどの大きな雹が、人々の上に天から降って来た。人々は、この雹の災害のため、神にけがしごとを言った。その災害が非常に激しかったからである。また、七つの鉢を持つ七人の御使いのひとりが来て、私に話して、こう言った。「ここに来なさい。大水の上にすわっている大淫婦へのさばきを見せましょう。地の王たちは、この女と不品行を行ない、地に住む人々も、この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです。」それから、御使いは、御霊に感じた私を荒野に連れて行った。すると私は、ひとりの女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神をけがす名で満ちており、七つの頭と十本の角を持っていた。この女は紫と緋の衣を着ていて、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった金の杯を手に持っていた。
愛する聖徒の皆さん、この前からは、七つの鉢の災害のうち、最後の第七の鉢について調べています。
「鉢を空中にぶちまけた」とは、この災害が、全世界的なものになるという意味です。空中は全世界どこにもあるように、空中にぶちまけた鉢の災害が全世界をおおうようになります。
この第七の災害は、具体的には、七年患難の終わりに起きる、途方もない規模の核戦争を意味します。もちろん、それ以前にも第三次世界大戦がありました。ですが、この最後にある核戦争は、本当に地球を完全に破壊する戦争です。地球はそれ以上回復できなくなります。
まさに地球がこのように完全に破壊されて、七年患難が締めくくられ、主が地上に再臨されます。そして、主がこの地上と海と天を新しくして下されば、その時から千年王国が始まります。
このように地球を破壊する核戦争は、まさに「石油」という資源の確保から発生します。今日、いくら石油の代わりをする代替エネルギーを開発するとしても、相変わらず石油が占める比重は大きいです。ところが、このような石油資源が枯渇していくと、各国は石油を少しでも多く確保しようと、ついには戦争までも辞さなくなるのです。
その上、今回、世界情勢の流れの主導権を再び握ろうとする強大国の野心まで加わって、結局、核戦争が勃発します。
このように核戦争が再び起こるのは、すでに連合政府が統制力を失っているからです。強力な経済力と軍事力で全世界を掌握していった連合政府が、それ以上維持できなくなったのです。これは、反キリストに与えられた時間が、もう終わりに向かっているという意味です。
反キリストを代弁する連合政府が、それほど力と権威を握ったのも、みな神様が許されてこそできたことです。人間耕作の摂理のうちに神様が許されたので、七年患難の間、彼らが権勢を握ってこの世を支配していけたのです。
ところが、もうその期限になりました。神様が定められた期限になると、このように連合政府はだんだん崩れる兆しが見えるのです。それが具体的に現れるのが、この最後の核戦争です。
本文では、この核戦争を「いなずまと声と雷鳴」、そして「地震」と表わしています。あちこちで核爆弾が爆発して光り、天地を揺るがす雷鳴のような声が聞こえます。地面が分かれて、山々が崩れ落ちます。核戦争の影響で、あちこちで地震と火山の爆発などが起きます。
ところで、「いなずま」と「声」と「雷鳴」には、それぞれ霊的な意味も含まれています。この前説明したように、「いなずま」とは「神の権威」を表します。「声」は「神の力」を表し、「雷鳴」とは「神の御怒り」を表しています。
この最後の災害で、厳かな神の公義が繰り広げられるのです。神に立ち向かって悪を積み重ねてきた人々に、公義のさばきが臨むのです。その結果が<19節>から出て来ます。
<19-20節>に「また、あの大きな都は三つに裂かれ、諸国の民の町々は倒れた。そして、大バビロンは、神の前に覚えられて、神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。島はすべて逃げ去り、山々は見えなくなった。」とあります。
ここで「大きな都」とは、どこを言っているでしょうか? <黙示録11:8>にも「大きな都」が出て来ますが、この時はイスラエルのエルサレムを指しました。「彼らの死体は、大きな都の大通りにさらされる」とあるように、ふたりの証人を殺した連合政府は、その死体を公開して、エルサレムの人々がみな見るようにします。
それで、ある人は、きょうの本文の「大きな都」も、エルサレムを指すと言ったりします。しかし、本文の「大きな都」は、霊的な意味で、連合政府を指します。今後調べる<黙示録17:18>にも「あなたが見たあの女は、地上の王たちを支配する大きな都のことです。」とありますが、この時も「大きな都」とは、連合政府を意味します。いろいろな国が集まって一つになって世界を治めているので、彼らを指して「大きな都」と言うのです。
このような大きな都が「三つに裂かれ」とあります。これは連合政府が崩れることを意味します。それも完全な破壊を言います。
ところで、「三つに裂かれ」には、霊的な意味があります。「三つ」とは、連合政府が崩れるのは、三つの原因があるという意味です。つまり、三つの要因によって崩れる、という意味です。
一番目は、連合政府の内部の葛藤です。今まで連合政府を構成する国々の中で積み重なってきた不満と葛藤が表に現れる、という意味です。
ある国は疎外されていると思って、ある国はいつも不利益をこうむっていると思います。一方、ある国は「私たちはこのように犠牲を払うまで全体のために努力しているのに、全然わかってくれない」と思います。互いに自分の利益を求める心だから、相手の立場を思わないのです。自分をわかってくれなかったこと、損をしたことだけを思います。ですから、話し合いができなくて、葛藤は深くなっていくだけです。
これは人との関係でも同じです。相手が自分を理解してほしいと願っても、いざ自分はというと、相手を理解しようとしないのです。自分を犠牲にして損をしたことは大きなことに見えて、いつまでも覚えています。しかし、相手が自分のために犠牲になって損をしたことは、大したことではないと思って、簡単に忘れてしまいます。
相手の話をまず聞くよりは、相手が自分の話を聞いてほしいとだけ願います。相手に対する不満とわだかまりを抑えて、後で一気に爆発させてしまったりします。かといって、不満とわだかまりがある時は、その時その時、爆発させてしまったほうがよいという意味ではありません。不満やわだかまりなどは、全く心に残しておいてはいけません。それでもその時には我慢したようでしたが、後で一気に爆発させるから、もっと大きな問題へと広がったりするのです。
このように、連合政府もこれまで内部で積み重なってきた不満とわだかまりが 膿のように外に出て来て、崩壊を自ら招くのです。
連合政府が崩れるのは、二番目として、外部の要因、すなわち、外部の勢力との摩擦と衝突のためです。
連合政府が覇権を握る前に、世界は大きく三つの勢力が互いに牽制していました。ヨーロッパ連合政府と、中国とロシアの連合、そして、アメリカでした。そのうち、連合政府が覇権を握ったのです。
ところが、連合政府の基盤が揺れ始めると、これまで黙っていた勢力が再び挑戦してくるのです。連合政府の政策や指示に対抗するようになります。いくら弱くなったといっても、中国とロシアの連合、そして、アメリカは、相変わらず大きな力を持っている勢力です。このような勢力が自国の利益のために、武力行使まで辞さないで連合政府に挑戦してくるので、連合政府はますます力を失っていきます。
連合政府が崩れる最後の三番目の要因は、宗教的なものです。
反キリストを代弁する連合政府は、全世界をもう少し統制しやすくしようと、一つの宗教を前に立たせます。宗教の理念を打ち立たせて、全世界が自然に一つになるように、それなりに肉の知恵を使ったのです。
この宗教が、表では「神様と主を信じている」と言いますが、実質的にはかえって神に立ち向かう、と言いました。最初から政治的な目的を持って前に立てた宗教だったので、彼らは真理を巧みに変えていきます。宗教の和合を打ち出して、他の宗教の人であっても、自分たちの中に入ってこさせようとします。
そうするうちに、神様だけを拝んで崇めるのではなく、他の異国の宗教とも妥協するのです。名目では、他の宗教まで受け入れて一つになるためだと言います。ですが、これは明らかに真理を変えさせることであり、神のみこころには正面から逆らうのです。
すでに現在でも「宗教多元主義」といって、「すべての宗教にはみな救いの道がある」と主張する動きがあります。このような主張のほうが寛容であり、包容的で合理的だと思うのです。まさにこのような思想を持った宗教が、連合政府の精神的な柱の役割をします。そして、全世界を宗教というひもでくくっていこうとします。ところが、七年患難の終わりには、このような宗教の分野でも摩擦が生じます。宗教による結びつきが切れて、宗教間の不信まで重なります。
このように内部・外部の要因、そして、宗教の要因による葛藤で、さらに急速に連合政府は崩れていきます。このように大きな都、大バビロン、すなわち、連合政府が崩れることによって、「諸国の民の町々」も倒れます。「諸国の民の町々」とは、連合政府を構成して彼らと協力した勢力を言います。連合政府が崩れるので、このような勢力までも崩れ落ちるしかありません。
このように反キリストの勢力が全体的に没落していくことを指して、「神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。」と表現しているのです。反キリストの勢力に与えられた期限になったので、公義に従って神のさばきが臨むのです。
しかし、そのさばきも、結局は人間が自分たちの悪のゆえ、自ら招いたものです。核兵器を使った途方もない戦争は、結局、人間自身と周りのすべての環境まで根こそぎ破壊していきます。
「島はすべて逃げ去り、山々は見えなくなった。」とあるように、この戦争の余波がこのように大きいのです。ある国は全く地図から消えるようになり、地形が変わってしまう所も多いのです。人が住めないような荒廃した地になって、以前に人々が住んでいた痕跡さえもなくなる所があります。ですから、そこに住んでいた人々は、文字どおり「皆殺し」にされてしまうのです。
この戦争の被害が<21節>にも続きます。「また、一タラントほどの大きな雹が、人々の上に天から降って来た。人々は、この雹の災害のため、神にけがしごとを言った。その災害が非常に激しかったからである。」とあります。
タラントは、新約時代では貨幣の単位でしたが、旧約時代には約35キログラムにあたる重さの単位でした。このように途方もない重さの雹が天から降って来るのです。核戦争の余波で自然界が完全に破壊されるので、天から想像できない災害が地上に降り注いでくるのです。
ところで、このように途方もない重さの雹が、「天から降って来る」とは、空に打ち上げた人工衛星をはじめ、いろいろな装備が地上に落ちて来るという意味もあります。
悪い人々はこのように深刻な災害にあっても、悔い改めて立ち返るどころか、相変わらず神を恨みます。「人々は、この雹の災害のため、神にけがしごとを言った。」とあります。人間の悪のゆえ、起きたことなのにもかかわらず、むしろ神様に立ち向かう言葉を吐き出すのです。
この時はすでに、前は表では「神様を拝んで崇めます」と言っていた宗教的な信念も破られたのです。ですから、人々はもうあからさまに「神がどこにいるのか」と言い、神様に悪口を言ってけがします。このように七年患難の終わりは、わずかな善さえも探せない、地獄のようになります。
次に、<黙示録17章>に入ります。<17章>では、すでに世の中に明らかに現れた反キリストの勢力についての説明が出て来ます。
<1節>に「また、七つの鉢を持つ七人の御使いのひとりが来て、私に話して、こう言った。『ここに来なさい。大水の上にすわっている大淫婦へのさばきを見せましょう。』」とあります。
ここで「大淫婦」とは、先に調べた大きな都の指導者のことです。霊的にはルシファーであり、肉的にはこの地上の権勢を握った反キリストです。また、反キリストを代弁する連合政府の指導者を意味します。
ところで、悪い霊の世界も、首領のルシファーを中心に正確な秩序に従って動いています。したがって、ルシファーの心が竜とサタンと悪魔、そして、彼らに操られる反キリストの勢力にそのまま伝えられます。したがって「大淫婦」とは、直接的にはルシファーを指しますが、実質的にはすべての闇の勢力の総称です。
このような大淫婦が「大水の上にすわっている」とあります。次に時間に説明しますが、<黙示録17:15>には「御使いはまた私に言った。『あなたが見た水、すなわち淫婦がすわっている所は、もろもろの民族、群衆、国民、国語です。』」とあります。淫婦がすわっている水が何かを語っています。
「水」は、もともと霊的には「みことば」を意味します。しかし、ここでは違う意味です。まさに、反キリストの勢力が支配していったこの「世」を意味します。「大水の上にすわっている」とあるように、反キリストの勢力と連合して同調した、多くの国と国民がありました。反キリストの勢力は連合政府と手を握って、彼らを統制して支配して操っていきました。このように世を支配して操っていくことを指して、「大水の上に座っている」と表現しているのです。
<2節>に「地の王たちは、この女と不品行を行ない、地に住む人々も、この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです。」とあります。
「地の王たち」とは、連合政府に支配されていたこの世の国々の指導者を指します。彼らは自分の国と自分の利益のために連合政府に同調して、協力しました。また、世の権力者のうちでも、欲と私心があって、富と名誉だけを追い求めた人々、神様を信じないでまことの信仰を持たなかった人々、このような人々を「地の王たち」と言います。彼らが「この女と不品行を行ない、」とは、結局、反キリストに従うので、神様を遠ざけて立ち向かったという意味です。
次に「地に住む人々」とは、まさに世に属している人々です。彼らが「この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです。」とは、世の闇とあらゆる罪と悪に染まって生きたという意味です。
この時、特に「ぶどう酒に酔った」と表現するのは、真理の基準に照らしてみると、はじめて真理に逆らって行なったことが明るみに出るからです。人が真理を知る前は、自分の闇と罪と悪を悟りません。そのうち真理を悟ってから、真理に照らしてみて、その時初めて自分の姿を発見します。
それで、本文の「不品行」とは、神のみことばに逆らうすべてのことです。真理に照らしてみて、神のみことばどおり行なわないことを「不品行のぶどう酒に酔った、」と言うのです。
<3節>に「それから、御使いは、御霊に感じた私を荒野に連れて行った。すると私は、ひとりの女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神をけがす名で満ちており、七つの頭と十本の角を持っていた。」とあります。
御霊が使徒ヨハネを導いて、実際に荒野に連れて行った、という意味ではありません。御霊に感じているうちに、反キリストの正体を明らかに見せようとしているのです。「ひとりの女が緋色の獣に乗っている」とありますが、「ひとりの女」とは、悪い霊の首領であるルシファーです。「緋色の獣」とは、ルシファーに操られてこの地上を支配していた反キリストの勢力です。「ひとりの女が緋色の獣に乗っている」とは、結局、反キリストのすべてをルシファーが支配していくという意味です。反キリストの勢力がこの地上で神に立ち向かうことを計画して企むすべての背後に、ルシファーがいるのです。
「その獣は神をけがす名で満ちており、」とありますが、「その名」とは、獣の指導者、獣に同調した人々、獣に操られていた人々などの名です。獣とともに神に立ち向かった人々が、すなわち、神をけがす人なのです。獣はこのように、反キリストと連合して神をけがす人々で構成されていたのです。
ところで、この獣の具体的な中心勢力は、ヨーロッパ連合政府の国々です。その獣は「七つの頭と十本の角を持っていた」とあるように、彼らの中でも七つの頭、つまり、核になる国々と、十本の角、すなわち、彼らに協力する国々が連合して獣の政府が構成されたからです。
かといって必ずしも、連合政府が七つの頭と十本の角になる国だけで構成された、という意味ではありません。連合政府の中心勢力が彼らだ、ということです。
<4節>に「この女は紫と緋の衣を着ていて、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった金の杯を手に持っていた。」とあります。
「紫の衣」とは、王のような権勢者が着る服で、高い地位と務めを表します。「緋の衣」とは、罪と悪の中であらゆる肉の知恵で固まっていることを意味します。<イザヤ1:18>に「『さあ、来たれ。論じ合おう。』と主は仰せられる。『たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。』」とあるように、「赤」とは、罪と悪を意味します。
「金と宝石と真珠とで身を飾り、」とありますが、これは富と名誉と権勢を持ったという意味です。この世の闇を支配するルシファーは、自分の代わりに道具として使う反キリストと、彼に従う輩に、この地上の富と名誉と権勢を与えます。富と名誉、権勢に欲とむさぼりがある人々が、それを得ようと七年患難の間、反キリストに同調します。
次に「憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった金の杯を手に持っていた。」とあります。これは、反キリストの正体を表しています。いくら手にもっともらしい金の杯を持っていても、その中の内容物が結局、反キリストの実体を表しています。
憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになっているのです。それでも人々は金の杯に目がくらんで、不品行のぶどう酒を一緒に飲んで、彼らに同調するのです。
「ひとりの女」すなわち「大淫婦」については、次の時間に調べましょう。
結論
愛する聖徒の皆さん、人々は表で見える姿を見て、すぐ惑わされたりします。うわべの聖なる姿にだまされたり、表の謙遜に惑わされたりします。表に見える富と名誉と権勢にさえぎられて、相手の真実を見ません。
しかし、神様は心をご覧になります。皆さんも心を見なければなりません。反キリストの勢力が世に登場するとき、うわべではどれほどもっともらしい姿でしょうか? 気に入りそうな名分を打ち出して、物質的な恩恵を与えると言いながら近づきます。名誉と権勢を約束して、たくさんの利益を保障します。ですが、結果的にそのすべては自分の正体を隠すためでした。
これは今日も同じです。敵である悪魔・サタンは、皆さんの最も弱いところがわかって、巧みに近づいて来る場合が多いのです。表では自分の正体を隠したまま、もっともらしい姿で近づいて来て、甘い言葉で惑わすのです。
皆さんはこのような事実をいつも心に刻まなければなりません。わかっていながら、欲と情欲に引きずられて、惑わされることもありますが、皆さんは決してそうしてはいけません。いつも真理のみことばの中で目を覚ましていて、真理で見分けなければなりません。それで、真理に逆らうものは、きっぱりと退けなければなりません。
<エペソ6:10-11>に「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。」とあります。
悪魔の策略に対して立ち向かうためには、このように聖霊の力によって、いつも御霊に感じて動かされて満たされ、神のみことばで武装していかなければなりません。火のように祈ることは当然です。
このような皆さんになられますように。それで、霊の戦いにおいていつも勝利を得る幸いな人生になりますよう、主の御名で祝福して祈ります。
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